写真1(上)・写真2(下) Tさん宅のイチゴ(とちおとめ)、赤らむ果実は未だ少なく、出荷できるほどの量はない
ガスコンロバーナーが設置されている
写真3 ガスコンロバーナーに液化石油ガス(LPG)を送るボンベ2本
写真4 日没まで約1時間、Tさんが内部ビニールパイプハウスの側面を閉めている
外部ビニールパイプハウスの北西コーナーに遮光ネット製防風壁
← Please click this green banner.
ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください
関東平野中央部、中川右岸の水田二毛作イチゴ、Tさん宅の「とちおとめ」
2016年09月29日に移植定植された(弊ブログ2016年10月11日)
10月13日にビニールパイプハウスが完成(弊ブログ2016年10月23日)
2ヵ月後、「とちおとめ」の果実に赤みチラホラ(写真1・写真2)
出荷するほどの量ではない
Tさんご夫妻に伺うと、出荷は年明けになる
寒さ厳しくなるなか、ビニールハウス内の二酸化炭素濃度は外気より低くなる
そのため、イチゴの炭酸同化(光合成)は不活発になり生長登熟は抑制される
赤い果実を増やすために液化石油ガスを焚き二酸化炭素を補給する(写真2・写真3)
季節風も吹き荒ぶ
ビニールをめくり飛ばされた痛い経験を踏まえ、遮光ネット製防風壁を設えた(写真4)
これはTさんの創意工夫
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:写真1・写真2・写真4;2016年12月13日 写真3;同月09日
撮影地:埼玉県久喜市