おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

注連縄用黒米の採種は如何に

2017年10月09日 02時10分21秒 | 民俗

写真1 2017年10月03日、黒米の穂(籾殻)、黒茶色は濃くなる。刈り頃 


写真2 2017年10月03日、黒茶色に稔る黒米の向こうにガソリン輸送列車、製油所へ向かう


写真3 2017年09月22日、穂(籾殻)は黒茶に色着く


写真4 2017年09月08日、黒米の籾と白い花

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 大輪(おおわ)神社の新年注連縄
 材料は青刈り黒米のわら(注1)
 青刈りゆえ、翌年の種は如何に
 事情は次のとおり

 刈取り跡に伸びるヒコバエ
 ヒコバエに稔る籾が種となる

 2017年09月08日
 筆者は栽培・採種のMさんに伺う
 ヒコバエの籾から芽が出るんですか
 Mさんの答え
 “出るから毎年やってる”

 伺って直ぐ採種圃に向かう(注2)
 確かに籾をつけ、白い花も咲く(写真4)
 その後の変化は写真3⇒写真2・写真1

 昔ヒコバエの籾を食べた、と古老に伺ったのを思い出す

 注1 弊ブログ2017年08月26日
 注2 採種圃:弊ブログ2017年08月26日写真4の刈取り跡
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:上記
 撮影地:埼玉県久喜市

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