おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

農村の協働1 農産物直売所用地を整備

2010年12月09日 03時55分55秒 | 農村
写真1 写真2


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 11月28日の甘酒祭り(弊ブログ2010年11月29日)から1週間後
 宇都宮市宮山田町の山田集落を訪れる

 眼に飛び込んだのが男性5人(写真1)
 羽黒山南麓を走る県道・小林逆面線の脇で作業中

 聞くと次のように教えてくださる
   当地は、東北自動車道・上河内サービスエリアに近い
   間もなく上河内サービスエリア近くの上り線にETC専用ゲートが新設される
   したがって、日光方面からの車が多くなる

   そのためもあり、今月(12月)中旬頃、農産物直売所を開店予定
   既に有志10人が出資してコンニャク工房を造り、活動中
   この手造りコンニャクも並べる

 さて、5人はまったくのボランティア
 1人が重機を無償で持ち込む
 石垣積みや整地ははかどり、3日ほどで写真の状態となる(写真2)
 まさに筆者は、連綿と受け継がれる農村・「村」の連帯と無償協働を眼の前にしたのである

 「村」の鎮守の杉木立がみえる(写真1)
 筆者は杉木立の下で甘酒とけんちん汁をご馳走になった

 皆様、この山田自治会の農産物直売所にお立ち寄りください
 日光方面から走り、ETC専用ゲートまであと約5分の、右側にあります

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2010年12月05日 撮影地:宇都宮市宮山田町山田
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農業用水路のカササギ

2010年12月08日 03時06分07秒 | 野鳥


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 カササギが、稲刈終わり、水少なの農業用水路に飛来(上の写真)
 本種の特徴は、体長約40㎝、白(雨覆い羽・腹)と黒のコントラスト
 黒色でも風切羽や尾羽などは反射光の干渉により群青色にみえる(構造色)

 本種はカチカチと鳴くのでカチガラスとも呼ばれる
 日本の生息地は有明海周辺に限られる
 佐賀県16市町村・福岡県一部市町村の生息地は、1923年、天然記念物に指定された
 1965年には佐賀県の県鳥にも指定された

  引用・参考文献等:佐賀県庁HP。『田んぼの生き物総合図鑑』NPO法人生物多様性農業支援センター<当図鑑は2009年度まで(社)全国農業改良普及支援協会が編集・公開>・カササギ<筆者投稿>
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2009年11月25日 撮影地:佐賀県みやき町
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三陸・吉浜川の鮭増殖終 回帰鮭の採卵・授精

2010年12月05日 02時03分03秒 | 漁業・漁村
写真1 写真2

写真3 写真4

写真5 写真6


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 三陸・吉浜川の鮭増殖3で紹介した鮭すくい上げ作業に続き、授精
 雌の腹を割き、卵をとり、その隣りで精液をかけ受精させる(写真1・2)

 この日は、08:54頃、捕獲仕掛けの見分が始まり、すくい上げた
 授精は09:07頃に実施
 見分から授精まで13分前後の早業

 雄は、鼻先が長く、尖り、上顎がへの字に曲がる(写真3)
 南部鼻曲がり鮭の由来
 雄の体側には赤紫や黒の縞模様(写真4)

 雌は、鼻先が短く、緩やかに曲がり(写真5)、体側に沿い黒い帯模様
 雌の腹は卵が入り膨らむ(写真6)

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年10月23日 写真1・2;9:07 撮影地:岩手県大船渡市吉浜
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三陸・吉浜川の鮭増殖3 捕獲仕掛けに入った回帰鮭のすくい上げ

2010年12月04日 14時00分39秒 | 漁業・漁村
写真1 写真2

写真1 弊ブログ2010年11月27日・三陸・吉浜川の鮭増殖2で紹介した作業から続く
     いよいよ捕獲仕掛けに入った鮭をすくい上げる。まず、鮭の入り具合を見分ける

写真2 次に、すくい上げ網をウィンチで吊り上げる



写真3 写真4

写真3 さらに、すくい上げ網の底を開き、受け箱に落とす。はねる鮭の脳天を棍棒でたたき、命を絶つ 
写真4 すくい上げた鮭は、雄雌に分けて軽4輪トラックの荷台に積む。はねる鮭は棍棒でたたく。
     荷台の左が雄・南部鼻曲がり鮭。その後、採卵・人工授精場へ運搬


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 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・2・4;2008年10月24日9:20~9:25 写真3;同月23日8:59
 撮影地:岩手県大船渡市吉浜
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ホトトギス 海岸段丘崖に咲く

2010年12月03日 06時33分54秒 | 植物


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 2008年秋、日向灘の海岸段丘崖に咲くホトトギス(上の写真)
 宮崎県川南町の和牛繁殖農家などの皆様に種々教えていただいた帰りに出合う

 それから2年後
 想像だにしなかった大被災の川南町の畜産農家
 先日11月30日の宮崎日日新聞で、復活へ向けて子牛が産まれたことを知る
 頑張ってください
 遠い埼玉から応援しています

 さて、ホトトギスは、少々日陰の林や湿気のある崖などに生える多年草
 花は径25㎜ほどの漏斗状鐘形で、葉の脇に上向きに1~3個つく
 和名は、花被片の淡い青紫色の斑点をホトトギスの胸にある斑点にたとえた
 北海道(南西部)、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布

 ホトトギス 学名:Tricyrtis hirta ユリ科
 引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』608-609頁 株式会社山と渓谷社 1983
  *『田んぼの生き物総合図鑑』NPO法人生物多様性農業支援センター<当図鑑は2009年度まで(社)全国農業改良普及支援協会が編集・公開>・ホトトギス(筆者投稿) 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年10月18日 撮影地:宮崎県川南町
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