写真1 ハクセキレイ、水位の低い明渠基幹排水路で筆者から逃げて餌探し
写真2 “おじさん、餌探しの邪魔しないでよー”。田んぼへ逃げたハクセキレイ(写真1と同じ個体)
写真3 “ここなら邪魔されない” 安心して餌探しのシラサギ
写真4 ツグミ、筆者から離れて田んぼの畦で思案中
写真5 ホオジロ、明渠基幹排水路柵にとまり筆者と距離をとる
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2012年春分の日、埼玉県の早場米地域、旧北川辺町(現加須市)の農道を歩く
明渠基幹排水路(注1)のハクセキレイ、筆者に気づいて十数m先に飛去し餌を探す(写真1)
さらに歩くと、また十数m先に飛去
これを繰り返すうちに田んぼへ飛び去る(写真2)
50~60m離れた田んぼにはシラサギがいた
筆者がハクセキレイと追いかけっこをするうちに数十m先へ飛去し、ゆっくり餌探し(写真3)
さらに、筆者の歩きに驚いたのはツグミとホオジロ
ツグミは、餌探しの田んぼから十数m先の畦に逃げる(写真4)
ホオジロは、田んぼ脇の水のない明渠支線排水路から冬期通水試験中の明渠基幹排水路(注2)の柵へ逃げる(写真5)
上記のように、鳥は人と適度な間隔をとる
すなわち、人と野生動物の関係だけでなく、人の社会関係も間合いが肝要
注1 シロカキ・田植え前で水は流れ込んでいない
注2 上記注1の明渠基幹排水路ではない
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月20日 撮影地:埼玉県加須市(旧北川辺町)柏戸