駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

糸脈式判定法

2013年06月06日 | 町医者診言

     

 忘れ物が多くなった 毎日捜し物をしている 

 階段では手摺りが必要になった 膝や肩や腰が痛い わずかな段差で躓くようになった 猫背になった 手足にしびれを感じる 朝起きた時ふらつくことがある 

 寝つきが悪い 眠りが浅いと感じる 夜間二回以上小用に起きる 

 テレビの音が大きいと注意される 耳鳴りがする 細かい字が読めない 

 顔は分かるのだが名前が出て来ない 今日が何月何日か分からない 五十年前が昨日のことのように思える 

 食べているつもりだが食事の量が減った 便や小便が気持ちよく出ない 小便が間に合わないことがある 

 暦年齢に関わりなく、このどれかに該当するようだと始まっている。二つ以上は間違いなく、三つ以上は進行形、四つ以上は病膏肓。

 程度の差はあっても誰にもいづれは起きてくること。転ばぬ先の杖、汝自身を知ることが希望の杖、残念ながら魔法の杖はありません。

コメント (2)
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