駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

富士山世界文化遺産に登録

2013年06月23日 | 自然

                 

 富士山が世界文化遺産に登録された。良かった!。

 富士山の美しさと日本人の富士山に対する気持ちが漸く世界の人達にも理解されたのだろう。

 日本人の私は、なぜ富士山が真っ先に世界文化遺産に登録されないんだろうと、訝しく思っていたが、世界の視点に立てば物の見方も違うし、日本の心も自分が思うほどには理解されていなかったということかもしれない。

 万葉集の昔から日本人の心に特別な神々しい山として生き続けてきた富士山は、そうした国民心情抜きで、形として喩えようもなく美しく、文句なく世界の文化遺産に値すると思う。

 三保の松原も含まれるように決まったようだ、これには影の外交力が効いたらしい。

 富士山から遠くに住んでおられる方も、東海道新幹線に乗ってちょっと運が良ければ、富士山の美しい姿を目の当たりに出来る。中学校の恩師が、研究会で上京する時、列車の中で猛勉強し、富士川を渡った辺りで富士山を目にすると頭がすっきりして闘志が湧いたと述懐されていたのを思い出す。

 新幹線に乗らなくても、東京の高層ビルから、晴れた日には富士見ができるので、あれが富士山かと感激された方もおられよう。

 *これは富士宮市からの近影で、近くから見れば雄々しい山でもあります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする