駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ブラジルは強かった

2013年06月17日 | スポーツ

            

 ザックジャパンがブラジルに完敗、歴然とした実力差があった。良い勝負が出来ると発言していた日本選手にはきついお灸となった。

 ザックが戦前に、どの程度の戦いを予想していたのか分からないが、どうも作戦がちぐはぐだったと思う。前田を先発させず、本田のワントップにしたのはどういう意図だったのだろう。上手く機能しなかった。苦し紛れの選手交代も証文の出し遅れで、軽くあしらわれてしまった。

 ザックに迷いが出てきたように思う。最初の頃の成る程という選手起用と良い意味の頑固さが失われている。コンフェデが最下位だと、監督交代の話さえ出てくると思う。危機感を持って立て直す必要がある。

 良い所もあった。なぜ内田を使うのかというほど低い評価をしてきたが、内田が学んで成長している。十分には活躍できなかったが今野には光るものがあった。川島を責めることはできない、よくやった。香川、清武、長友は物足りない。レギュラーも危うくらいの危機感と謙虚さが求められる。

 難しいことだが走りながら考えないと上は望めない。個の力の差などと簡単に言わないで欲しい。体格筋力には人種差もある。日本は日本的な組織力で戦うのが良いというのが冷静な分析と思う。

 *日本的な良さと言えば香川や清武よりも中村憲剛ですよ、ザックさん。

 

コメント
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