ザックジャパン、オーストラリア戦、後半37分オアーのクロスが直接ゴールに飛び込み失点。0-1で時計は89分を回った、負けたかと目の前が真っ黒になりそうなところでPKを得た。正しい審判、立派な審判だった。
PKはプレッシャーがなければ八割決まるのだが、あれだけのプレッシャーがあると五割以下と思う。それを決めたのだから本田の肝っ玉は凄い。それにしても、なんとまあ手に汗を握らせてくれたことか。皇帝と呼ばれた本田、眼の輝きがいつもと違っていた。
あの冷静な遠藤が興奮し痺れていたのには驚いた、彼も人の子、嬉しかったのだろう。
もう一人の皇帝フェデラーはツォンガに敗れ、クオーターファイナルに出ることなくコートを去った。時の流れといえども寂しい。