駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

冷静なイランの一撃

2013年06月19日 | スポーツ

      

 W杯予選、イランが韓国に一対零で勝利した。多くの日本代表サポーターも同じだった?と思うが、私はイランを応援しながら観戦した。

 韓国が優勢でシュート数では十四対一で圧倒したが、イランは唯一のチャンスを冷静に決めた。相手のミスを突いて抜け出したイランFWゴーチャネジハドはキーパーと一対一になったが、キーパーの動きを瞬時に見極め、唯一のゴールゲットコースにボールを蹴り込んだ。正に針の穴を通した。漸く巡ってきた千載一遇のチャンスを暴発せず、冷静に決めたのは凄い。

 日本選手だったら十中八九慌てて、キーパーの正面に蹴ってしまうか、ゴール枠を外していただろう。頭に血が上って、プレッシャーからどうしていいかわからず、暴発してしまうからだ。

  千載一遇のチャンスに氷のように冷静、瞬時に判断し、成し遂げる能力は、残念ながら、一朝一夕に身に付くものではない。

 血の涙を流させてやるなどと、挑発した激情韓国は自滅した。以って他山の石としよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする