ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」
彼の交響曲の中では最もポピュラーな1曲ですが、私はこの曲に対して特別な思い出があります。
時は1969年6月のヴァーツラフ・ノイマンとチェコ・フィルの来日でした。
かねてから来日したらぜひ東京公演(新宿厚生年金会館)を聴いてみたいと思っていましたが、チケット代が高額で購入することが出来ず、生演奏を聴くことが叶いませんでした。
その時、知人の中にクラシックに強い先輩がいて、チェコ・フィルと言うならばノイマンではなくて、カレル・アンチェルだよと教えてくれたことを今でも記憶しています。
そんな経緯があって、最初は1981年10月に録音されたものを日本コロムビアのCDで聴いていました。
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その後、ヴァーツラフ・ノイマンの1972年録音のレコードに出会うことが出来たことで、暫くはこのレコードを愛聴していました。
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そして、最近になってカレル・アンチェルの指揮によるレコードを手に入れることが出来ました。
このレコードの録音時期ですが、ジャケットに「STEREO」のシールが貼ってあることから、ステレオ初期の1960年前後の録音ではと思われます。(1961年12月6日録音のCDも発売されていますが)
そのため、このレコードは、アンチェルがチェコ・フィルと共に初来日した1959年に近いこともあり、当時の思いを巡らすにも都合が良いです。
また、このレコードは重くしっかりした作りとなっていて、上記のアルバムに比べて弦の鳴りの重厚さと、管楽器や打楽器のメリハリがとても上手く収録されています。
付け加えるならば、今から60年近く前の盤でありながら、レコードにありがちなノイズがほとんどありません。
よって、私にとってこれがこの交響曲の決定盤となりました。
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なお、余談ですが第二楽章のLargoの中の「Goin' Home」をボサノバにアレンジして演奏しているアイク・ケベックのSOUL SAMBAも愛聴盤として聴いています。
彼の交響曲の中では最もポピュラーな1曲ですが、私はこの曲に対して特別な思い出があります。
時は1969年6月のヴァーツラフ・ノイマンとチェコ・フィルの来日でした。
かねてから来日したらぜひ東京公演(新宿厚生年金会館)を聴いてみたいと思っていましたが、チケット代が高額で購入することが出来ず、生演奏を聴くことが叶いませんでした。
その時、知人の中にクラシックに強い先輩がいて、チェコ・フィルと言うならばノイマンではなくて、カレル・アンチェルだよと教えてくれたことを今でも記憶しています。
そんな経緯があって、最初は1981年10月に録音されたものを日本コロムビアのCDで聴いていました。
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その後、ヴァーツラフ・ノイマンの1972年録音のレコードに出会うことが出来たことで、暫くはこのレコードを愛聴していました。
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そして、最近になってカレル・アンチェルの指揮によるレコードを手に入れることが出来ました。
このレコードの録音時期ですが、ジャケットに「STEREO」のシールが貼ってあることから、ステレオ初期の1960年前後の録音ではと思われます。(1961年12月6日録音のCDも発売されていますが)
そのため、このレコードは、アンチェルがチェコ・フィルと共に初来日した1959年に近いこともあり、当時の思いを巡らすにも都合が良いです。
また、このレコードは重くしっかりした作りとなっていて、上記のアルバムに比べて弦の鳴りの重厚さと、管楽器や打楽器のメリハリがとても上手く収録されています。
付け加えるならば、今から60年近く前の盤でありながら、レコードにありがちなノイズがほとんどありません。
よって、私にとってこれがこの交響曲の決定盤となりました。
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なお、余談ですが第二楽章のLargoの中の「Goin' Home」をボサノバにアレンジして演奏しているアイク・ケベックのSOUL SAMBAも愛聴盤として聴いています。