戦いの舞台をヨーロッパに転じたF1一行はそれぞれに
アップデートを携えてカタロニア・サーキットに陣を張り、
9日(土)日本時間18時から2015年FIA F1世界選手権
第5戦スペインGP予選が実施された。
マクラーレン・ホンダの2台がQ2進出
これまでに3回行われたフリー走行のすべてでメルセデス
のマシンが最速タイムを残しており、土曜フリー走行では
ロズベルグが最速タイムだった。
予戦開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度45℃、
湿度46%のドライコンディションだった。
Q1では、マクラーレン・ホンダのバトンが13番手、アロンソ
が15番手で2台揃ってQ2進出を決め、16番手エリクソン
(ザウバー)以下、ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
ペレス(同)、スティーブンス(マノー・マルシャ)、メルヒが
ノックアウトされた。
Q2では、マクラーレン・ホンダの2台は初のQ2突破を目指
してプッシュしたものの、Q3には届かなかった。
11番手グロージャン(ロータス)からマルドナルド(同)、ア
ロンソ、バトン、ナッサー(ザウバー)までの予選順位が決
した。
Q3では、今季、予選でもレースでもハミルトンに押され気
味の感があったロズベルグだが、今回はリードを守り切っ
てポールポジションを獲得。ハミルトンとともにメルセデス
勢がフロントローを占めている。
3番手からはベッテル、ボッタス、サインツ、フェルスタッペ
ン、ライコネン、クビアト、マッサ、リカルドが予選トップ10
に名を連ねた。
多くのチームが予選ではエンジンをパワーアップさせて、
レースではパワーダウンさせますが、マクラーレン・ホンダ
はその必要がないので、今季初のポイント獲得が期待で
きます。