モナコGP－予選

コート・ダジュールに沿うモナコの街に出現したモンテカル

ロ市街地サーキットにて、23日（土）日本時間21時から

2015年FIA F1世界選手権第6戦モナコGP予選が実施さ

れた。



一部に雨の影響があった初日の21日（木）は2回のセッ

ションの双方をハミルトン（メルセデス）が制したが、土曜

フリー走行ではフェラーリのベッテルが最速タイムをマー

ク。ロズベルグ（メルセデス）に次いで、ハミルトンは3番

手だった。

予選開始時の天候は曇り、気温19℃、路面温度29℃、

湿度60％のドライコンディションだった。

Q1では、マクラーレン・ホンダのバトンは8番手、アロンソ

は15番手で通過。ここでノックアウトされたのは16番手

ナッサー以下、今週末は苦戦する様子が見られたウィリ

アムズのボッタスに加え、エリクソン（ザウバー）、スティー

ブンス（マルシャ）、メルヒ（同）という面々だった。

Q2では、アロンソがトラブルに見舞われた模様で、開始

早々にコース脇にマシンを寄せて止めてしまう。

11番手グロージャン（ロータス）からバトン、ヒュルケンベ

ルグ(フォース・インディア）、マッサ（ウィリアムズ）までが

Q2で予選を終えている。

Q3を前にコースにはごく軽く雨がぱらついた。

結局雨が本格化することはなく、まずはハミルトンが暫定

ポールタイムをマークした。ハミルトンを追う立場のロズベ

ルグはタイヤをロックアップさせてセクター1からペースが

伸びず、さらにタイムを短縮したチームメイトを破ることは

できなかった。

2番手ロズベルグ以降はベッテル、リカルド、クビアト、ライ

コネン、ペレス、サインツ、マルドナド、フェルスタッペンと

いう形で予選Q3は決した。

バトンは、「今日は楽にトップ10に入れたのにな。Q2最後

のラップ中、ターン1でイエローフラグが出てしまい、減速し

たから大きくタイムロスした。クルマはすごくいい―純粋な

ペースはまだ足りないけど―僕は自信を持っている。明日

はポイント獲得を目指す。」

トラブルに見舞われたアロンソも、トラブルを克服して、明

日は、是非ポイントを取って欲しいですね！