初夏を迎えたスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキッ
トにて、10日(日)日本時間21時から2015年FIA F1世界
選手権第5戦スペインGP決勝が開催された。
多くのアップグレードが持ち込まれ、第2の開幕戦と位置
づけられるヨーロッパラウンド初戦でポールポジションを
獲得したのはメルセデスのロズベルグで、僚友ハミルトン
が2番手に入った。フェラーリのベッテルが3番グリッドに
つけている。
サーキットは1周4.655㎞、決勝レースは66周で行われる。
決勝スタート時の天候は晴れ、気温25℃、路面温度46℃
湿度46%のコンディションだった。
シグナルオフとともにレースがスタートすると、第一コーナ
ーでベッテルが2番手に上る。後方ではその相棒である
7番手スタートのライコネンもポジションアップし、一周目が
終わった段階でロズベルグ、ベッテル、ハミルトン、ボッタ
ス(ウィリアムズ)、ライコネン、フェルスタッペン(トロ・ロッ
ソ)、サインツ(同)、マッサ(ウィリアムズ)、グロージャン
(ロータス)、リカルド(レッドブル)、がトップ10に連れてい
る。
10周を超えたあたりから1度目のピット作業が始まった。
ベッテルとの差をつめるもパスするには至らなかったハミ
ルトンは14周目にピットインを実施するが、タイヤの交換
にやや手間取り、貴重なタイムをロスしてしまった。
スタート時のタイヤで最も長く引っ張ったアロンソは23周
目まで7位。
28周目、14番手を走っていたアロンソはピットレーンに向
かう。しかし、ターン1を直進する姿も見られていたアロン
ソはブレーキトラブルに見舞われていた模様で、ピットボッ
クスで止まるきることができない。アロンソはそのままマシ
ンをガレージに収め、ホームレースに苦い終止符を打った。
ラップリーダーのロズベルグは44周目の終わりに最後の
ピットストップを完了し、トップ5はハミルトン、ロズベルグ、
ベッテル、ボッタス、ライコネンという並びになり、ハミルトン
はあと1回のピットストップを残している。
ハミルトンが最後となる3回目のタイヤ交換を終えたのは
52周目で、第3スティントの猛プッシュが奏功してベッテル
の前、2番手でコースに帰還した。チェッカーフラグに向かう
隊列はロズベルグ、ハミルトン、ベッテル、ボッタス、ライコ
ネン、マッサ、リカルド、グロージャン、クビアト、フェルスタ
ッペンという序列だった。
上位2名のギャップは20秒あり、ハミルトンは意欲的にその
差を削ろうと、2人の差は少しずつながら着実に減っていっ
た。終盤は5番手ライコネンが同郷のボッタスの後ろにつけ
て、プレッシャーをかけ続ける。
前方ではハミルトンへのリードを守り切ったロズベルグが
トップチェッカーを受け、今季初優勝を飾っている。2位ハミ
ルトン、3位ベッテルに続き、ライコネンの猛攻を防ぎきった
ボッタスが4位。5位ライコネン以降はマッサ、リカルド、グロ
ージャンが8位で、ファイナルラップでクビアトにしかけたサ
インツが9位、クビアトが10位でチェッカーを受けている。
リアのトラクション不足を訴えていたバトンは16位完走。
マクラーレン・ホンダ、次回モナコGPに期待しましょう!
トにて、10日(日)日本時間21時から2015年FIA F1世界
選手権第5戦スペインGP決勝が開催された。
多くのアップグレードが持ち込まれ、第2の開幕戦と位置
づけられるヨーロッパラウンド初戦でポールポジションを
獲得したのはメルセデスのロズベルグで、僚友ハミルトン
が2番手に入った。フェラーリのベッテルが3番グリッドに
つけている。
サーキットは1周4.655㎞、決勝レースは66周で行われる。
決勝スタート時の天候は晴れ、気温25℃、路面温度46℃
湿度46%のコンディションだった。
シグナルオフとともにレースがスタートすると、第一コーナ
ーでベッテルが2番手に上る。後方ではその相棒である
7番手スタートのライコネンもポジションアップし、一周目が
終わった段階でロズベルグ、ベッテル、ハミルトン、ボッタ
ス(ウィリアムズ)、ライコネン、フェルスタッペン(トロ・ロッ
ソ)、サインツ(同)、マッサ(ウィリアムズ)、グロージャン
(ロータス)、リカルド(レッドブル)、がトップ10に連れてい
る。
10周を超えたあたりから1度目のピット作業が始まった。
ベッテルとの差をつめるもパスするには至らなかったハミ
ルトンは14周目にピットインを実施するが、タイヤの交換
にやや手間取り、貴重なタイムをロスしてしまった。
スタート時のタイヤで最も長く引っ張ったアロンソは23周
目まで7位。
28周目、14番手を走っていたアロンソはピットレーンに向
かう。しかし、ターン1を直進する姿も見られていたアロン
ソはブレーキトラブルに見舞われていた模様で、ピットボッ
クスで止まるきることができない。アロンソはそのままマシ
ンをガレージに収め、ホームレースに苦い終止符を打った。
ラップリーダーのロズベルグは44周目の終わりに最後の
ピットストップを完了し、トップ5はハミルトン、ロズベルグ、
ベッテル、ボッタス、ライコネンという並びになり、ハミルトン
はあと1回のピットストップを残している。
ハミルトンが最後となる3回目のタイヤ交換を終えたのは
52周目で、第3スティントの猛プッシュが奏功してベッテル
の前、2番手でコースに帰還した。チェッカーフラグに向かう
隊列はロズベルグ、ハミルトン、ベッテル、ボッタス、ライコ
ネン、マッサ、リカルド、グロージャン、クビアト、フェルスタ
ッペンという序列だった。
上位2名のギャップは20秒あり、ハミルトンは意欲的にその
差を削ろうと、2人の差は少しずつながら着実に減っていっ
た。終盤は5番手ライコネンが同郷のボッタスの後ろにつけ
て、プレッシャーをかけ続ける。
前方ではハミルトンへのリードを守り切ったロズベルグが
トップチェッカーを受け、今季初優勝を飾っている。2位ハミ
ルトン、3位ベッテルに続き、ライコネンの猛攻を防ぎきった
ボッタスが4位。5位ライコネン以降はマッサ、リカルド、グロ
ージャンが8位で、ファイナルラップでクビアトにしかけたサ
インツが9位、クビアトが10位でチェッカーを受けている。
リアのトラクション不足を訴えていたバトンは16位完走。
マクラーレン・ホンダ、次回モナコGPに期待しましょう!