砂漠に夜の帳が降りつつあるバーレーン・インターナショナ
ル・サーキットにて、4月1日(金)日本時間24時から2016年
FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGP金曜フリー走行2回
目が実施された。
日中に実施された初回フリー走行ではメルセデスのロズベ
ルグがトップタイムをマークし、僚友ハミルトンが2番手、フェ
ラーリのライコネンが3番手に続いた。
決勝と同じ時間帯である現地時間18時のサヒールは気温
20℃、路面温度24℃、湿度39%のドライコンディション。
タイム計測が始まると、メルセデス勢がこのセッションでも
いち早く1分32秒台をマークする。
ライバルたちに遅れてプログラムをスタートしたベッテルは
3番手タイムを記録する、ベッテルからさらに遅れてザウバ
ーのエリクソンがコースインし、22名全員のタイムが出揃
った。
セッションが折り返し地点を迎えるまでに殆どのマシンが
スーパーソフトを試し、バトンが3番手タイムをたたき出し
た。前半終了時点のトップ5はロズベルグ、ハミルトン、バ
トン、フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、ベッテルというオーダ
ーだった。
後半に入ってすぐにライコネンが5番手タイムを記録。以降
はタイムシートに大きな変動はなかった。
最終的にこのセッションでトップに立ったのも、初回フリー
走行と同じロズベルグだった。
0.204秒差で2番手に続いたハミルトンに次ぎ、マクラーレン
のバトンがトップと1.280秒差の3番手タイムを残した。アロン
ソの代役としてバトンの相棒を務めるバンド―ルンは11番手
につけている。
初日に数年ぶりの快挙を成し遂げたというバトン。
予選、決勝が楽しみです。