20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

US GP-決勝

2018-10-23 07:05:47 | F1レース
テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で日本時間22日(月)午前3時10分から、2018年FIA F1世界選手権第18戦US GP決勝レースが開催され、スタートで先頭に躍り出たフェラーリのライコネンが久々のグランプリウイナーに輝いた。



メルセデスのハミルトンとフェラーリ勢が大接戦を繰り広げた予選はハミルトンに軍配が上がり、2番手にはフェラーリのベッテルがつけたものの、初日に受けた3グリッド降格処分によりスタート位置は5番手に後退。フロントローには相棒のライコネンが並び、2列目にメルセデスのボッタスとレッドブルのリカルドが並んでいる。

予選Q1終盤にリアサスペンションのトラブルに見舞われたフェルスタッペン(レッドブル)はギアボックスを交換して決勝レースに挑んでおり、18番グリッドに着いた。また、トロ・ロッソの2台が新しいパワーユニットを搭載してオースティンの一戦に臨んでおり、最後列スタートで上位入賞を目指すことになった。ハートレーはギアボックスも新品に交換している。

ターン1にかけて急な上り坂が名物のサーキット・オブ・ジ・アメリカズは反時計回り、全長5.513kmを誇り、56周で争われた決勝レースは雲が多いものの太陽の光が照らす中、気温20.7℃、路面温度29.8℃、湿度40.2%のドライコンディションでスタート時刻を迎える。

ピレリはソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのドライタイヤを持ち込んでおり、決勝レースでは少なくともソフトもしくはスーパーソフトのいずれか1セットを使用することが義務付けられている。メルセデス勢とベッテル、リカルドが予選Q2のベストタイムをスーパーソフトタイヤで刻んだが、フロントロースタートのライコネンはウルトラソフトで第1スティントに臨んだ。

シグナル消灯と同時にライコネンをカバーしようと動いたハミルトンだが、ライコネンはプレッシャーを受けながらもターン1でインサイドをキープしてメルセデスの前に出る。後方ではベッテルがコースオフを喫してしまったが、無事に隊列に復帰している。

しかしながら、ベッテルはリカルドを追い抜いた直後、ポジションを取り戻そうとしたレッドブルドライバーと接触、スピンを喫して大きく後退を強いられ、オースティンでもレース序盤から厳しい状況に直面した。それでも、1台ずつかわして着実にポジションを上げていき、10周目が終わった時点で6番手に復帰している。

一方、ベッテルとのバトルに打ち勝ってボッタスと3番手を争っていたリカルドを悲劇が襲ったのも10周目。テクニカルトラブルに見舞われてスローダウンを喫し、そのままコース脇にマシンを止めたリカルドは悔しさをにじませながら、コックピットを離れている。

レッドブルマシンの撤去に時間を要したため、バーチャルセーフティカーが発令され、ライコネンの動きと逆の行動に出るよう指示を受けていたハミルトンはライコネンがステイアウトしたのを確認してピットインし、新しいソフトタイヤに履き替えて12周目に突入した。

とはいえ、トップ12まで含めてバーチャルセーフティカー中にピットストップを敢行したのはハミルトンだけで、メルセデスの2ストップ戦略が明らかになる中、ライコネンやその他のドライバーは1ストップ戦略を狙ってコースにとどまっている。

タイヤ交換後は3番手の位置でコース復帰したハミルトンだが、チームメイトのボッタスを追い抜いて2番手に上がるとライコネンよりも2秒近く速いラップタイムを連発して接近し、20周目にはリアを捕らえる位置にまで近づいた。その次のラップにはオーバーテイク成功目前までこぎつけるも、フェラーリがライコネンをピットに呼び入れたため、直接対決はいったん終了となった。ライコネンは新しいソフトタイヤに履き替え、5番手の位置で第2スティントをスタートさせている。

その後、フェルスタッペンとボッタスが相次いでピットストップを完了し、スーパーソフトタイヤを選んだレッドブル陣営がアンダーカットを成功させ、ソフトタイヤに履き替えたボッタスが隊列復帰した頃には3秒近く先行していた。上位勢ではベッテルが最も遅く27周目に1回目のピットストップを実施し、4番手にいたボッタスの約18秒後方でコースに戻っている。

周回遅れ対応もありつつ、徐々にペースが落ちてきたハミルトンは一時、17秒以上あったリードが8秒に縮まった38周目に2回目のピットストップに向かい、ソフトのニューセットを履いて4番手のポジションで隊列に加わった。1分37秒台のファステストラップをたたき出してボッタスに迫ったハミルトンはすぐに3番手のポジションを得てさらにペースを上げていく。

バックマーカー対応が必要なため、スムーズにリズムをつかむことはできない状況だったが、それでもハミルトンは少しずつギャップを縮めてフェルスタッペンに接近。残り10周となってライコネン、フェルスタッペン、ハミルトンの間隔は1.3秒を切り、トップ3から12秒離れた場所で4番手を争うボッタスとベッテルも1.2秒差の攻防戦を繰り広げている。

手に汗握る展開を見せたレース終盤、5周を残してトップ3の差はついに1秒を切る場面もあり、ハミルトンがフェルスタッペンとサイド・バイ・サイドに持ち込んで一瞬前に出るシーンが見られたものの、結局、前に出ることはなく、フェルスタッペンがポジション死守を成功させた。その一方でベッテルはボッタスとの攻防戦を制して4番手に浮上し、チャンピオンシップを次のラウンドに持ち込ませようと意地を見せている。

56周の激闘を終えてライコネンがトップチェッカーを受け、フェルスタッペンが2位、ハミルトンが3位で表彰台に上った。ベッテルが4位、ボッタスは5位に甘んじ、ヒュルケンベルグ(ルノー)、サインツ(ルノー)、オコン(フォース・インディア)、マグヌッセン(ハースF1)、ペレス(フォース・インディア)が入賞を果たしている。

トロ・ロッソ・ホンダはハートレーが11位、ガスリーは14位でチェッカーフラッグを受けた。
なお、US GP決勝レースのチェッカーフラッグが振られて数時間後、当初、8位と9位でゴールしていたフォース・インディアのオコンとハースF1のマグヌッセンに失格処分が下された。
両ドライバーともマシンを降りた後にスチュワードから呼び出しを受け、オコンはオープニングラップで毎時100kgの燃料流量制限に違反していたとして、マグヌッセンはレース中に規定以上の燃料を消費したとして、それぞれ失格となった。

この結果、当初、10位でゴールしていたフォース・インディアのペレスが8位に繰り上がり、ハートレー(トロ・ロッソ)が9位、エリクソン(ザウバー)が10位でポイントを獲得している。

トロ・ロッソ・ホンダのハートレーは、2名が失格処分でしたが、初ポイントゲットです。
ガスリーはオープニングラップで他車のインシデントでデブリを拾ってしまい、フロアを壊し残念な結果でしたが、次戦のメキシコGPに期待しましょう!


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