モンテカルロ市街地サーキットを舞台に23日(木)、2019年FIA F1世界選手権第6戦モナコGP木曜フリー走行2回目のセッションが実施され、メルセデスのハミルトンが最速タイムをマークした。
5種類あるドライタイヤのうち最も柔らかいC5が初登場したモナコでは、C3がハード、C4がミディアム、C5がソフトとして扱われており、多くのドライバーがストリートコース向きに開発されたC5のセットを多めに確保している。
タイトでツイスティな市街地サーキットのモナコで行われた初回セッションでもハミルトンがトップに立つも、それに続いたフェルスタッペン(レッドブル)とボッタス(メルセデス)が0.1秒差以内の好タイムを残しており、トップ3が100分の数秒差で並ぶ接近戦の展開となった。
海沿いは青空が見えつつも、曇の多いモナコでは気温19.3℃、路面33.4℃、湿度73.4%のドライコンディションで初日2回目のセッションが始まり、マクラーレンのノリスとサインツ、ハースF1のグロージャンが開始と同時にコースに向かった。1回目のフリー走行はソフトタイヤの作業が中心となったが、ここではミディアムタイヤを履くドライバーが多い。インストレーションラップを完了した各車はピットに戻ることなくタイム計測をスタートさせ、ザウバー勢が1分13秒台に入れてペースアップを図る。
ソフトタイヤで始動したフェラーリ勢はそろって1分13秒半ばのタイムを刻んだ後、ベッテルが1分12秒台に入れるも、先にプログラムを進めていたトロ・ロッソのアルボンが1分12秒834をマークしてトップの座をキープしている。ルクレールも自己ベストを更新したが、アルボンのタイムには0.053秒届かなかった。
メルセデス勢はミディアムタイヤを履いてコースに入り、ボッタスが1分12秒708をマークしてタイムシート最上位に躍り出る。さらにタイムを縮めるボッタスの一方で、少し遅れてガレージを出発したハミルトンは最初のタイム計測こそ1分13秒台にとどまったものの、すぐにペースを上げて1分12秒台に入れた後、1分11秒926をたたき出してトップに浮上した。
フェラーリと同じくソフトタイヤを試すレッドブルはフェルスタッペンが3番手タイムを残し、ガスリーも数度のクイックラップを経て4番手に食い込んだが、2セット目のソフトタイヤを投入したベッテルが1分11秒881をマークしてトップタイムを塗り替えた結果、トップ5のオーダーはベッテル、ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ガスリーに変わっている。
それでも、ソフトタイヤに切り替えたボッタスがベッテルのタイムを0.284秒上回って再びトップの座につくと、次のクイックラップでは1分11秒275にペースアップして2番手以下を引き離した。ハミルトンは柔らかいコンパウンドで始動して6周目に自己ベストを更新し、ボッタスより0.030秒速くラップをまとめてタイムシートトップに再浮上している。その直後、サン・デボーテで曲がりきれず、ランオフエリアに突っ込んでしまったが、事なきを得てコースに戻ったハミルトンはわずかにタイムを縮めてボッタスとの差を0.081秒に広げた。
ショートコースのモナコでは全体のタイム差が接近しており、メルセデス勢は頭ひとつ抜けているとはいえ、トップ6が1秒差以内、14番手まで含めても1.5秒以内のギャップにとどまっている。大きく後れを取っていたのはレーシング・ポイントのストロールとウィリアムズの2台だ。トップから3.4秒以上離され、直近の17番手につけていたリカルド(ルノー)からも1.7秒ほど遅れている。
セッション終盤はロングラン中心のプログラムとなったが、狭いコースではいたるところでトラフィックが発生しており、プッシュラップとスローラップを繰り返すドライバーが多かった。
メルセデスはミディアムタイヤに戻してレースシミュレーションに取り組んだものの、フェラーリとレッドブルはソフトタイヤの評価に専念、トロ・ロッソも同様だ。ハースF1とルノーは2台でプログラムを分けており、1台はミディアム、もう1台がハードタイヤを履いて周回を重ねている。
90分のセッション終了と同時にチェッカーフラッグが振られ、1分11秒118を刻んでいたハミルトンをトップに、ボッタスが0.081秒差の2番手、3番手にはベッテルが入るもメルセデスとのギャップは0.7秒以上ある。レッドブルのガスリーとフェルスタッペンは4番手と6番手につけ、間の5番手には姉妹チームのアルボンが入った。もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトはチームメイトに0.5秒遅れの14番手に終わっている。
ホンダPU勢、4,5,6番手と予選がたのしみですね!
5種類あるドライタイヤのうち最も柔らかいC5が初登場したモナコでは、C3がハード、C4がミディアム、C5がソフトとして扱われており、多くのドライバーがストリートコース向きに開発されたC5のセットを多めに確保している。
タイトでツイスティな市街地サーキットのモナコで行われた初回セッションでもハミルトンがトップに立つも、それに続いたフェルスタッペン(レッドブル)とボッタス(メルセデス)が0.1秒差以内の好タイムを残しており、トップ3が100分の数秒差で並ぶ接近戦の展開となった。
海沿いは青空が見えつつも、曇の多いモナコでは気温19.3℃、路面33.4℃、湿度73.4%のドライコンディションで初日2回目のセッションが始まり、マクラーレンのノリスとサインツ、ハースF1のグロージャンが開始と同時にコースに向かった。1回目のフリー走行はソフトタイヤの作業が中心となったが、ここではミディアムタイヤを履くドライバーが多い。インストレーションラップを完了した各車はピットに戻ることなくタイム計測をスタートさせ、ザウバー勢が1分13秒台に入れてペースアップを図る。
ソフトタイヤで始動したフェラーリ勢はそろって1分13秒半ばのタイムを刻んだ後、ベッテルが1分12秒台に入れるも、先にプログラムを進めていたトロ・ロッソのアルボンが1分12秒834をマークしてトップの座をキープしている。ルクレールも自己ベストを更新したが、アルボンのタイムには0.053秒届かなかった。
メルセデス勢はミディアムタイヤを履いてコースに入り、ボッタスが1分12秒708をマークしてタイムシート最上位に躍り出る。さらにタイムを縮めるボッタスの一方で、少し遅れてガレージを出発したハミルトンは最初のタイム計測こそ1分13秒台にとどまったものの、すぐにペースを上げて1分12秒台に入れた後、1分11秒926をたたき出してトップに浮上した。
フェラーリと同じくソフトタイヤを試すレッドブルはフェルスタッペンが3番手タイムを残し、ガスリーも数度のクイックラップを経て4番手に食い込んだが、2セット目のソフトタイヤを投入したベッテルが1分11秒881をマークしてトップタイムを塗り替えた結果、トップ5のオーダーはベッテル、ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ガスリーに変わっている。
それでも、ソフトタイヤに切り替えたボッタスがベッテルのタイムを0.284秒上回って再びトップの座につくと、次のクイックラップでは1分11秒275にペースアップして2番手以下を引き離した。ハミルトンは柔らかいコンパウンドで始動して6周目に自己ベストを更新し、ボッタスより0.030秒速くラップをまとめてタイムシートトップに再浮上している。その直後、サン・デボーテで曲がりきれず、ランオフエリアに突っ込んでしまったが、事なきを得てコースに戻ったハミルトンはわずかにタイムを縮めてボッタスとの差を0.081秒に広げた。
ショートコースのモナコでは全体のタイム差が接近しており、メルセデス勢は頭ひとつ抜けているとはいえ、トップ6が1秒差以内、14番手まで含めても1.5秒以内のギャップにとどまっている。大きく後れを取っていたのはレーシング・ポイントのストロールとウィリアムズの2台だ。トップから3.4秒以上離され、直近の17番手につけていたリカルド(ルノー)からも1.7秒ほど遅れている。
セッション終盤はロングラン中心のプログラムとなったが、狭いコースではいたるところでトラフィックが発生しており、プッシュラップとスローラップを繰り返すドライバーが多かった。
メルセデスはミディアムタイヤに戻してレースシミュレーションに取り組んだものの、フェラーリとレッドブルはソフトタイヤの評価に専念、トロ・ロッソも同様だ。ハースF1とルノーは2台でプログラムを分けており、1台はミディアム、もう1台がハードタイヤを履いて周回を重ねている。
90分のセッション終了と同時にチェッカーフラッグが振られ、1分11秒118を刻んでいたハミルトンをトップに、ボッタスが0.081秒差の2番手、3番手にはベッテルが入るもメルセデスとのギャップは0.7秒以上ある。レッドブルのガスリーとフェルスタッペンは4番手と6番手につけ、間の5番手には姉妹チームのアルボンが入った。もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトはチームメイトに0.5秒遅れの14番手に終わっている。
ホンダPU勢、4,5,6番手と予選がたのしみですね!