20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

トルコGP - 予選

2020-11-15 11:44:20 | F1レース
14日(土)、イスタンブール・パーク・サーキットでシーズン第14戦トルコGP予選が実施され、雨の影響を大きく受ける中、レーシング・ポイントのストロールがポールポジションを獲得した。



ドライコンディションに恵まれた初日から好調をアピールしていたレッドブルのフェルスタッペンがウエットコンディションの土曜フリー走行でもトップタイムを記録したが、最後のフリー走行は後半に雨脚が強まり、どのチームもほとんど走れずに終わっている。

雨は止んだものの上空に厚い雲が残るイスタンブール・パーク・サーキットにて気温11.9℃、路面温度13.5℃、湿度90.2%のウエットコンディションで始まった予選Q1はピットレーンがオープンする前から行列を成していたマシンが一気にコースになだれ込む。先頭でコースインしたフェルスタッペンが雨脚に足を取られてスピンを喫するなどコンディションの悪さが際立つも、タイムを刻めるタイミングでクイックラップをまとめようと、どのドライバーもマシンをプッシュした。

出だしはインターミディエイトとウエットの選択が分かれたものの、ウエットタイヤの方が適していると判断した陣営が多く、インターミディエイトタイヤを選んだドライバーの多くはウエットタイヤに切り替えている。

序盤のアタックではウエットタイヤで2分06秒115を刻んだルノーのオコンがトップに立ち、メルセデスのボッタスが0.886秒遅れの2番手、ストロールがトップに1.352秒差の3番手につけた。

再び雨が降り始め、コース上のあちこちでドライバーがコースオフやスピンを喫していたため、黄旗が出ては解除される状況が続いていたが、6分56秒を残して赤旗が振られ、Q1は一時中断を余儀なくされた。

この時点で16番手以下のノックアウトゾーンに名を連ねていたのはフェラーリのルクレール、ハースF1のグロージャン、ガスリー(アルファ・タウリ)、ウィリアムズのラッセルとラティフィだ。

約44分の中断を経て、ようやくQ1が再開されたと同時に、レッドブルのアルボンを先頭にウエットタイヤを履いたドライバーたちがコースに向かうも、アルファロメオ・レーシングのライコネンは滑りやすい路面に足を取られて大きくスライドしてしまう。幸い、大きなインシデントには発展せずに走行を再開できており、残り5分を切る頃には20台すべてがコースに出そろった。

とはいえ、アクアプレーニングが発生している状況に変わりはなく、コースを飛び出すドライバーが相次ぎ、グロージャンのハースF1マシンがグラベルにスタックしたことからセッションは再び赤旗が振られることになった。その直前にはルクレールもコースオフを喫していたが、こちらは事なきを得てコース復帰を果たしている。

コースマーシャルによる素早いマシンの撤去作業のおかげで、残り3分30秒で時計が止められたQ1は数分後には再開されることとなり、ピットレーンの信号が青に変わるとグロージャンを除く19台がガレージを出発。15番手と当確ギリギリのポジションにいたフェルスタッペンが1分57秒台をマークしてトップに躍り出たほか、僚友アルボンも2分を切って2番手に飛び込み、ライコネンが3番手、ベッテルとルクレールのフェラーリ勢が4番手と5番手に浮上した。

ノックアウトゾーンにいたガスリーも6番手にポジションを上げたが、チームメイトのクビアトはハーフスピンを喫してタイムを更新できずに17番手に後退してQ1敗退を喫している。ウエットコンディションに大苦戦中のメルセデスはボッタスが9番手、コースオフするシーンが見られたハミルトンは14番手の位置でなんとかQ2にコマを進めた。

Q1で予選を終えることになったのは16番手から順にマグヌッセン(ハースF1)、クビアト、ラッセル、グロージャン、ラティフィの5人。ラティフィはまともなラップをまとめられず、最後もグラベルに乗り上げて予選を終えている。

なお、予選Q1でトップから107%以内のタイムを残せたのは上位7名のみであり、それ以外のドライバーはレースへの出走可否がスチュワードの判断に委ねられることになるが、コンディションを考えれば全車の参戦が認められるだろう。ただし、黄旗が掲示されている間に記録されたタイムはすべて予選終了後に審議されることが発表されており、違反に問われるドライバーがいればペナルティが発令される可能性は残されている。

Q2も開始と同時に15台がガレージを離れ、マクラーレンの2台がインターミディエイトタイヤを選ぶギャンブルに出たが、それ以外のドライバーはウエットタイヤを履いたまま。ただ、路面コンディションはまだウエットタイヤに適しているようで、1分55秒730をマークしてトップに立ったストロールに対し、ランド・ノリスは2分フラット、カルロス・サインツは2分06秒台にとどまったことから、結局、マクラーレンは2台ともウエットタイヤに戻した。

コース上ではフェルスタッペンが1分52秒台に入れて最速タイムを塗り替え、2番手以下に1.7秒以上のリードを築く。メルセデス勢が2番手と3番手に並び、アルボンをはさんでレーシング・ポイントの2人、ライコネン、ルノーのリカルド、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、オコンがトップ10に名を連ねていた。

Q2残り2分を切る頃にはフェルスタッペンのペースは1分50秒台に上がり、アルボンが1分52秒台を刻んで2番手に浮上するなど、各車が自己ベストタイムを更新した終盤のアタックを終えて、予選トップ10入りを決めたのはトップのフェルスタッペンほか、アルボン、ハミルトン、ストロール、ジョビナッツィ、オコン、ボッタス、ライコネン、ペレス(レーシング・ポイント)、リカルドだ。アルファロメオ・レーシングはチャレンジングな状況を見事に生かし、今季初めて2台そろってQ3進出を果たしている。

Q2で予選順位を確定させたのは11番手に終わったノリスをはじめ、ベッテル、サインツ、ルクレール、ガスリーだ。

ポールシッターを決めるQ3ではルノーがリカルドに継続してウエットタイヤを履かせた一方、オコンにはインターミディエイトタイヤを履かせてコースに送り出す。同じようにチームメイト間でタイヤ戦略を分けたのがレーシング・ポイントで、ストロールがウエット、ペレスがインターミディエイトを装着してアウトラップをスタートさせた。

上空に青空が見え始める中、1分52秒326をたたき出してトップにつけたフェルスタッペンを、インターミディエイトを履くペレスが0.289秒上回り、それを見てタイヤを切り替える陣営が相次ぐ。ただ、ペレスはファステストを記録した直後のラップでスピンを喫しており、インターミディエイトとウエットのクロスオーバーポイントを迎えていることは間違いなさそうだが、コース上の水たまりとの戦いは続いている。

コースにとどまって最速タイムを更新し続けるペレスは1分49秒台に入れており、相棒のストロールも1分51秒470を刻んで2番手に浮上したが、フェルスタッペンのタイム更新でトップ3のオーダーはペレス、フェルスタッペン、ストロールに変わった。しかしながら、これで順位決定とはならず、ラストアタックで1分47秒765をたたき出したストロールがトップに躍り出る。週末を通して好ペースを見せていたフェルスタッペンが猛チャージをかけてコントロールラインを駆け抜けるも、ストロールには0.290秒届かず、ストロールがキャリア初のポールポジション獲得を果たした。

フェルスタッペンの2番手浮上により、フロントロー独占はかなわなかったものの、ペレスが3番手に食い込んだレーシング・ポイントは予選ベストリザルトをマーク。4番手にアルボンが入り、5番手にはリカルド、ハミルトン、オコン、ライコネン、ボッタス、ジョビナッツィが10番手で予選を終えている。

雨天のおかげで、いつものメルセデス優位の予選結果ではなく、今日の決勝では面白い展開が期待できそうです。

レッドブル・ホンダの1-2を期待したいですね!





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