10日(金)、レッドブル・リンクで2020年FIA F1世界選手権第2戦シュタイアーマルクGP金曜フリー走行2回目が実施され、レッドブルのフェルスタッペンが最速タイムを刻んだ。
初回セッションではソフトタイヤを履いて好タイムを刻んだレーシング・ポイントのペレスがトップに立ち、フェルスタッペンが0.096秒差で2番手、ミディアムタイヤの作業に専念したメルセデス勢が3番手と4番手に続いた。同じシュピールベルクを舞台とした初戦と変わらず、今週末のグランプリにもピレリはC2からC4のドライタイヤを用意。通常のシーズンは各チームがグランプリに先だってドライバーごとのタイヤ配分を選択するが、2020年は全ドライバーに同じ本数のコンパウンドが割り当てられている。
現地午前よりも若干雲が増えつつある中、気温30.9℃、路面温度52.1℃、湿度34.9%のドライコンディションで予定より5分遅れて2回目のフリー走行が始まった。真っ先にコースに向かったハースF1のグロージャンに続き、初回セッションでクビサにマシンを貸し出していたアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィが出陣。その他のドライバーも順次、インストレーションラップを完了してタイム計測をスタートさせる。
レーシング・ポイントのペレスとストロールが1-2態勢を築き、メルセデスのハミルトンがコントロールラインを通過――タイムは後に抹消――した直後、同様に最初のタイム計測に入っていたルノーのリカルドがターン9でリアを失ってクラッシュを喫した。衝撃が激しく、マシンのダメージはかなりあるようだったが、リカルドは自力でコックピットを離脱、メディカルカーに乗って検査に向かっている。メディカルカーに乗り込む際には若干、足を引きずっているようにも見られた。
ダニエルのクラッシュでセッションは赤旗中断を余儀なくされたが、約12分後に再開され、まだコースに姿を見せていなかったメルセデスのボッタスやレッドブルのフェルスタッペンもシステムチェックを完了した。
ダニエルを除く19名のタイムが出そろった時点で、トップは変わらずペレスがキープ、2番手にマクラーレンのノリスが上がり、僚友サインツが3番手に続く。ノリスは最初のフリー走行で黄旗が掲示された際にオーバーテイクしたとして決勝レースでは3グリッド降格処分を受けることになっている。
レッドブル勢はペースアップに成功しているものの、ターン9のコースリミットを超えてフェルスタッペンもアルボンもタイムを抹消されてしまう。アルボンがスピンを喫して黄旗要因となった一方、フェルスタッペンは仕切り直しのクイックラップで2番手に飛び込んでいる。
セッション前半終了間際から、各車がソフトタイヤを履いて予選シミュレーションに取り組み始め、好調をアピールするペレスが1分03秒台に入れて最速タイムを更新。2番手を維持するストロールは0.364秒遅れの1分04秒241だ。最後に柔らかいコンパウンドを装着してコースに入ったフェルスタッペンがペレスに迫るタイムを刻むも、再びコースリミットをオーバーしてしまい、タイムが抹消されている。
2セット目のソフトタイヤを投入したボッタスが1分03秒703をマークし、ついにペレスからトップの座を奪取。それでも、ペレスとのタイム差は0.174秒しかなく、もう1台のメルセデスを駆るハミルトンは1分04秒半ばのタイムで5番手にとどまった。そのボッタスのタイムをわずかながら上回ったのがフェルスタッペンだ。0.043秒速くラップをまとめ、1分03秒660をたたき出してトップに浮上している。
セッション終盤はロングランのプログラムに集中するチームが増え、最終的にフェルスタッペンがタイムシート最上位で初日の作業を締めくくった。ボッタスが2番手、レーシング・ポイントのペレスとストロールが3番手と4番手に並び、5番手はサインツ、ハミルトンに次ぐ7番手にアルボンがつけている。
アルファ・タウリはガスリーとクビアトが11番手と12番手のタイムを残した。
本日の予選は、ひどい雨になる予想ですので、予選が行われるか心配ですが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンの結果が良かったので、明日の決勝が楽しみです。
初回セッションではソフトタイヤを履いて好タイムを刻んだレーシング・ポイントのペレスがトップに立ち、フェルスタッペンが0.096秒差で2番手、ミディアムタイヤの作業に専念したメルセデス勢が3番手と4番手に続いた。同じシュピールベルクを舞台とした初戦と変わらず、今週末のグランプリにもピレリはC2からC4のドライタイヤを用意。通常のシーズンは各チームがグランプリに先だってドライバーごとのタイヤ配分を選択するが、2020年は全ドライバーに同じ本数のコンパウンドが割り当てられている。
現地午前よりも若干雲が増えつつある中、気温30.9℃、路面温度52.1℃、湿度34.9%のドライコンディションで予定より5分遅れて2回目のフリー走行が始まった。真っ先にコースに向かったハースF1のグロージャンに続き、初回セッションでクビサにマシンを貸し出していたアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィが出陣。その他のドライバーも順次、インストレーションラップを完了してタイム計測をスタートさせる。
レーシング・ポイントのペレスとストロールが1-2態勢を築き、メルセデスのハミルトンがコントロールラインを通過――タイムは後に抹消――した直後、同様に最初のタイム計測に入っていたルノーのリカルドがターン9でリアを失ってクラッシュを喫した。衝撃が激しく、マシンのダメージはかなりあるようだったが、リカルドは自力でコックピットを離脱、メディカルカーに乗って検査に向かっている。メディカルカーに乗り込む際には若干、足を引きずっているようにも見られた。
ダニエルのクラッシュでセッションは赤旗中断を余儀なくされたが、約12分後に再開され、まだコースに姿を見せていなかったメルセデスのボッタスやレッドブルのフェルスタッペンもシステムチェックを完了した。
ダニエルを除く19名のタイムが出そろった時点で、トップは変わらずペレスがキープ、2番手にマクラーレンのノリスが上がり、僚友サインツが3番手に続く。ノリスは最初のフリー走行で黄旗が掲示された際にオーバーテイクしたとして決勝レースでは3グリッド降格処分を受けることになっている。
レッドブル勢はペースアップに成功しているものの、ターン9のコースリミットを超えてフェルスタッペンもアルボンもタイムを抹消されてしまう。アルボンがスピンを喫して黄旗要因となった一方、フェルスタッペンは仕切り直しのクイックラップで2番手に飛び込んでいる。
セッション前半終了間際から、各車がソフトタイヤを履いて予選シミュレーションに取り組み始め、好調をアピールするペレスが1分03秒台に入れて最速タイムを更新。2番手を維持するストロールは0.364秒遅れの1分04秒241だ。最後に柔らかいコンパウンドを装着してコースに入ったフェルスタッペンがペレスに迫るタイムを刻むも、再びコースリミットをオーバーしてしまい、タイムが抹消されている。
2セット目のソフトタイヤを投入したボッタスが1分03秒703をマークし、ついにペレスからトップの座を奪取。それでも、ペレスとのタイム差は0.174秒しかなく、もう1台のメルセデスを駆るハミルトンは1分04秒半ばのタイムで5番手にとどまった。そのボッタスのタイムをわずかながら上回ったのがフェルスタッペンだ。0.043秒速くラップをまとめ、1分03秒660をたたき出してトップに浮上している。
セッション終盤はロングランのプログラムに集中するチームが増え、最終的にフェルスタッペンがタイムシート最上位で初日の作業を締めくくった。ボッタスが2番手、レーシング・ポイントのペレスとストロールが3番手と4番手に並び、5番手はサインツ、ハミルトンに次ぐ7番手にアルボンがつけている。
アルファ・タウリはガスリーとクビアトが11番手と12番手のタイムを残した。
本日の予選は、ひどい雨になる予想ですので、予選が行われるか心配ですが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンの結果が良かったので、明日の決勝が楽しみです。
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