20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

シュタイアーマルクGP - 予選

2020-07-12 09:07:52 | F1レース
11日(土)、断続的に雨が降る悪コンディションながら2020年FIA F1世界選手権第2戦シュタイアーマルクGP予選が行われ、メルセデスのハミルトンがポールポジションを獲得した。



現地土曜朝は雨が降り続き、コンディションが整わなかったことから予定されていた土曜フリー走行は中止されている。予選も同様の状態が予報されていたものの、セッション開始を前に雨が上がり、路面も乾き始めていたが、Q1開始直前に再び雨が降り出し、コースチェックで走行可能な状態ではないと判断され、ディレイが発表された。

幾度かのコースチェックを経て、46分遅れで開始が決まったQ1は気温14.7℃、路面温度20.4℃、湿度90.8%のウエットコンディションで始まり、ピットレーン出口に行列を作ったドライバーたちが次々にコースイン、最後にハースF1のグロージャンが出陣した。20台すべてがウエットタイヤを選択して臨んだアウトラップではグロージャンがアクアプレーニングに苦しんでコースを飛び出す中、フェラーリのベッテルが1分24秒235を記録して最初にタイムシートに名前を刻んだ。ショートコースのレッドブル・リンクに20台が出そろうだけでも混雑するが、ウエット路面からは激しい水しぶきがあがっており、視界はほぼないと言っていい状態だった。

グラベルに乗り上げながらもコース復帰を果たしたグロージャンはアタックラップに臨まずピットに引き上げたが、他の19名はコースにとどまり、少しでもタイムをあげようと難しいコンディションにもかかわらずプッシュし続けている。

序盤こそ先頭でコースインしたフェラーリ勢が最速タイムを連発していたものの、レッドブルのフェルスタッペンやハミルトンもペースアップを成功させたほか、アルファロメオ・レーシングのライコネンが暫定3番手に飛び込むドライブを披露した。

ただ、タイムシートのオーダーは目まぐるしく入れ替わり、18分間のQ1が3分の2を終了した時点でトップにはマクラーレンのノリスがつけ、メルセデスのボッタスが2番手、ハミルトン、オコン(ルノー)、サインツ(マクラーレン)がトップ5に並ぶ。逆にノックアウトゾーンはウィリアムズのラッセルほか、レーシング・ポイントのペレス、アルファ・タウリのガスリー、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、グロージャンという顔ぶれだ。グロージャンはガレージに戻って以降、コースに出ておらず、チームはウォーターポンプに不具合が発生している可能性があるとして調査していた。

残り1分を切るタイミングでジョビナッツィが雨水に足を取られてスピンを喫し、リアをタイヤバリアにぶつけてしまったが、大事には至らず走行を再開。一時的に掲示された黄旗はジョビナッツィのコース復帰とともに解除されたものの、ジョビナッツィは結局ピットまでたどり着けず、コース脇にマシンを止めたため、ダブルイエローフラッグの後、Q1は13秒を残して赤旗中断、最終的にそのまま終了が宣言された。

ラストアタック中だったドライバーはラップを断念せざるを得ず、16番手に終わったライコネンをはじめ、初日のドライコンディションで好パフォーマンスを発揮して初回セッションのトップタイムを刻んでいたにもかかわらず17番手に沈んだペレス、ウィリアムズのラティフィ、ジョビナッツィ、グロージャンがQ1敗退を喫している。グロージャンはコースに出られず、ノータイムで予選を終えたことから、決勝レースへの出場可否はスチュワードの判断に委ねられる。

Q1のトップタイムはハミルトンがマークした1分18秒188、フェルスタッペンが2番手、マクラーレンのノリスとサインツが3番手と4番手に続いた。

Q2も開始と同時に各車がコースになだれ込み、先頭は再びベッテルが取っている。適切なタイミングで適切にアタックすることがカギとなるコンディションとあって集中力が問われる中、ボッタスが1分19秒フラットを刻んでライバルたちを1秒以上引き離すも、フェルスタッペンがさらに速いペースでラップをまとめ、1分18秒155を記録した。

Q2の残り時間が5分を切った時点で1分17秒台に入れたハミルトンがトップに浮上し、フェルスタッペンが0.1秒差の2番手、ノリスが3番手に続くオーダーとなり、11番手以下のノックアウトゾーンにいたのはルクレール、ラッセル、ストロール(レーシング・ポイント)、クビアト(アルファ・タウリ)、マグヌッセン(ハースF1)だ。

レッドブル・リンクのコースリミットを超えてしまうとタイムが抹消されるため、ドライバーたちはペースアップに成功していながらもポジションを上げられずに苦戦している様子。ウエットコンディションであることも助けにはならず、とりわけフェラーリ勢はペースにも苦しんでおり、ルクレールは結局11番手となり、Q2で姿を消すことになった。

ラッセルはQ3に届かなかったものの、ルクレールとわずか0.008秒差の12番手につけ、ストロールが13番手、クビアトとマグヌッセンもQ3進出を逃している。レーシング・ポイントはドライコンディションで好ペースだったものの、ウエットに対応しきれなかったのか2台とも予選トップ10に入れていない。

1分17秒825を記録したハミルトンがトップの座をキープし、フェルスタッペン、ノリス、ボッタス、ガスリー、オコン、サインツ、アルボン(レッドブル)、リカルド(ルノー)、ベッテルが10番手でQ2を突破した。

シーズンが始まったばかりのウエットコンディションとあって予測不能な展開を見せた予選の流れは12分間で争われたQ3も変わらず、フェルスタッペンがトップに立ったかと思えばハミルトンとボッタスがそれを上回り、4番手の座もオコンやノリス、ガスリーがバトルを繰り広げた。最速タイムは次々と塗り替えられ、1分20秒台に入れたフェルスタッペンが暫定ポールにつくかと思われた矢先、ハミルトンが1分19秒台をたたき出して2番手以下に0.7秒以上のリードを築くなどバトルが激化する一方で、ボッタスは2人についていけなくなっていた。

ラストアタックで自己ベストを更新するペースだったフェルスタッペンは最終セクターでリアを失ってタイムアップならず。一方のハミルトンは全セクターを最速タイムで駆け抜け、1分19秒273を記録してポールポジションを獲得した。3番手にはサインツが食い込み、ボッタスは4番手、オコンが5番手に続き、ノリス、アルボン、ガスリー、リカルド、ベッテルは10番手止まりだった。

なお、ノリスは金曜フリー走行1回目のセッションで黄旗が振られた際にオーバーテイクしたとして3グリッド降格ペナルティが科せられており、予選結果を受けて決勝レースは9番グリッドに並ぶことになる。

ホンダPU勢は、フェルスタッペンが2番手のフロントロー、アルボンとガスリーがノリスの3グリッド降格ペナルティーによって、6番手、7番手と頑張りました。
本日の決勝も天候がどうなるのか心配ですが、フェルスタッペンの優勝とホンダPU勢、クビアトも含め全員入賞して欲しいですね!





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