オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に現地時間1日(金)、2019年FIA F1世界選手権第19戦US GP金曜フリー走行2回目が行われ、メルセデスのハミルトンがトップタイムをマークした。
ピレリはオースティンの週末にグランプリ用として用意したC2からC4のドライタイヤの他に、初日のセッションでのみ使用が認められた2020年仕様のタイヤコンパウンドを持ち込んでおり、1回目のフリー走行から各陣営がその感触を確かめている。
レッドブルのフェルスタッペンがトップに立った初回セッションは2番手にフェラーリのベッテルが入り、3番手にもう1台のレッドブルを駆るアルボンがつけた。
薄い雲が上空を覆うオースティンは午前から気温が上昇して15.5℃、路面温度24.4℃、湿度23.9%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、ウィリアムズのクビサを先頭に、アルボンに続いてラッセルがウィリアムズガレージを離れる。ラッセルは初回セッションでラティフィにマシンを貸し出しており、ラティフィはギアボックストラブルに見舞われて7周の走行にとどまった。ウィリアムズはラッセル車のギアボックスを交換してセッションに臨んでいる。
ウィリアムズ勢は来季用タイヤを試しているが、アルボンはミディアムタイヤでインストレーションラップからプログラムを開始し、マクラーレンはサインツにハードを、ノリスにミディアムを履かせてコースに送り出した。
徐々ににぎやかになっていくコース上では2020年スペックタイヤを評価する陣営も複数いたものの、大半はミディアムもしくはハードを試しながら今週末のレースに向けた作業を進めていた。しかしながら、開始から10分が経過したタイミングでハースF1のグロージャンがクラッシュを喫し、赤旗中断を余儀なくされる。
スピンを喫してコースオフしたグロージャンはガードレールにマシンをぶつけており、無線で「大丈夫か?」と問われたグロージャンは「問題ない。でも、マシンはあり」と返答、マシンはフロントウイングを失ったほかにもダメージが確認されている。自力でコックピットを離れたグロージャンにケガはない様子だったが、高速状態でクラッシュを喫したため、メディカルカーに乗って現場を離脱している。また、ハースF1は地元グランプリのオースティンで新しいフロントウイングを試していたが、グロージャンのマシンに搭載されていたため、評価タスクを進められなくなってしまった。
グロージャンのクラッシュにより振られた赤旗はハースF1マシンの撤去が完了すると共に解除され、約8分の中断を経てピットレーン出口に再び青信号が灯るとサインツを筆頭に、まだ一度もコースに出ていなかった面々も全員がコースに向かった。
全車のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのはフェラーリのルクレール。ミディアムタイヤで1分34秒434を記録しており、2番手につけたフェルスタッペンに0.276秒のリードを築いている。3番手と4番手にはメルセデスのハミルトンとボッタスが並び、ハードを試すハミルトンとミディアムを履くボッタスのギャップはわずかに0.03秒しかなかった。ただ、ハミルトンはさらなるペースアップに成功し、フェルスタッペンを上回って2番手に躍り出ている。フェルスタッペンも自己ベストを更新するも、ポジションは3番手のままだった。
セッション開始から38分、最初のフリー走行でまともなソフトタイヤのタイムを残せなかったボッタスが柔らかいコンパウンドに履き替え、ベッテルも同じコンパウンドに交換してガレージを出発。ボッタスが1分34秒フラットを刻んでトップタイムを塗り替えるも、その直後にコントロールラインを通過したベッテルが0.187秒速くラップをまとめてタイムシート最上位のポジションを奪取した。
その後、1分33秒533をたたき出したルクレールがチームメイトのベッテルを0.3秒以上引き離し、ボッタスに0.5秒のリードを築いたものの、ルクレールのペースをさらに超えてきたのがハミルトンだ。1分33秒232を刻んでトップに躍り出たハミルトンは2番手に下がったルクレールに0.3秒差をつけている。
この頃、レッドブル勢はガレージに戻っており、フェルスタッペンはミディアムタイヤのプログラム、アルボンはミディアムで5周して以降は2020年タイヤの評価に専念していた。ライバルに遅れてソフトタイヤを試した2人はフェルスタッペンが3番手にポジションを上げるも、アルボンはコースリミットを超えてしまい、1分34秒台のタイムが抹消されている。それまでのベストタイムが13番手にとどまっていたアルボンは改めてクイックラップを走り、1分34秒434をマークして6番手に浮上した。
セッション終盤はほとんどのドライバーがソフトタイヤでロングランに取り組み、メルセデスとフェラーリは1分39秒前半から半ばのペースを維持しており、2チームのギャップは大差ないようだった。レッドブルもライバルたちに匹敵するラップタイムを刻んでいるため、オースティンでは三つ巴のバトルが繰り広げられそうだ。
終盤にはハードタイヤでレースシミュレーションに取り組んでいたベッテルがスピンを喫してイエローフラッグが振られる場面があったが、事なきを得て走行を再開している。
大きなタイム更新がなく終了した2回目のフリー走行はハミルトンをトップにルクレール、フェルスタッペン、ベッテル、ボッタス、アルボンがトップ6に並び、トロ・ロッソのガスリーが7番手、サインツ(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がトップ10入りしている。
もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトは相棒ガスリーに0.466秒遅れの12番手だった。
ホンダPU勢は、クビアトを除き良いぺーすなので、明日の予選が楽しみですね!
ピレリはオースティンの週末にグランプリ用として用意したC2からC4のドライタイヤの他に、初日のセッションでのみ使用が認められた2020年仕様のタイヤコンパウンドを持ち込んでおり、1回目のフリー走行から各陣営がその感触を確かめている。
レッドブルのフェルスタッペンがトップに立った初回セッションは2番手にフェラーリのベッテルが入り、3番手にもう1台のレッドブルを駆るアルボンがつけた。
薄い雲が上空を覆うオースティンは午前から気温が上昇して15.5℃、路面温度24.4℃、湿度23.9%のドライコンディションで2回目のフリー走行が始まり、ウィリアムズのクビサを先頭に、アルボンに続いてラッセルがウィリアムズガレージを離れる。ラッセルは初回セッションでラティフィにマシンを貸し出しており、ラティフィはギアボックストラブルに見舞われて7周の走行にとどまった。ウィリアムズはラッセル車のギアボックスを交換してセッションに臨んでいる。
ウィリアムズ勢は来季用タイヤを試しているが、アルボンはミディアムタイヤでインストレーションラップからプログラムを開始し、マクラーレンはサインツにハードを、ノリスにミディアムを履かせてコースに送り出した。
徐々ににぎやかになっていくコース上では2020年スペックタイヤを評価する陣営も複数いたものの、大半はミディアムもしくはハードを試しながら今週末のレースに向けた作業を進めていた。しかしながら、開始から10分が経過したタイミングでハースF1のグロージャンがクラッシュを喫し、赤旗中断を余儀なくされる。
スピンを喫してコースオフしたグロージャンはガードレールにマシンをぶつけており、無線で「大丈夫か?」と問われたグロージャンは「問題ない。でも、マシンはあり」と返答、マシンはフロントウイングを失ったほかにもダメージが確認されている。自力でコックピットを離れたグロージャンにケガはない様子だったが、高速状態でクラッシュを喫したため、メディカルカーに乗って現場を離脱している。また、ハースF1は地元グランプリのオースティンで新しいフロントウイングを試していたが、グロージャンのマシンに搭載されていたため、評価タスクを進められなくなってしまった。
グロージャンのクラッシュにより振られた赤旗はハースF1マシンの撤去が完了すると共に解除され、約8分の中断を経てピットレーン出口に再び青信号が灯るとサインツを筆頭に、まだ一度もコースに出ていなかった面々も全員がコースに向かった。
全車のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのはフェラーリのルクレール。ミディアムタイヤで1分34秒434を記録しており、2番手につけたフェルスタッペンに0.276秒のリードを築いている。3番手と4番手にはメルセデスのハミルトンとボッタスが並び、ハードを試すハミルトンとミディアムを履くボッタスのギャップはわずかに0.03秒しかなかった。ただ、ハミルトンはさらなるペースアップに成功し、フェルスタッペンを上回って2番手に躍り出ている。フェルスタッペンも自己ベストを更新するも、ポジションは3番手のままだった。
セッション開始から38分、最初のフリー走行でまともなソフトタイヤのタイムを残せなかったボッタスが柔らかいコンパウンドに履き替え、ベッテルも同じコンパウンドに交換してガレージを出発。ボッタスが1分34秒フラットを刻んでトップタイムを塗り替えるも、その直後にコントロールラインを通過したベッテルが0.187秒速くラップをまとめてタイムシート最上位のポジションを奪取した。
その後、1分33秒533をたたき出したルクレールがチームメイトのベッテルを0.3秒以上引き離し、ボッタスに0.5秒のリードを築いたものの、ルクレールのペースをさらに超えてきたのがハミルトンだ。1分33秒232を刻んでトップに躍り出たハミルトンは2番手に下がったルクレールに0.3秒差をつけている。
この頃、レッドブル勢はガレージに戻っており、フェルスタッペンはミディアムタイヤのプログラム、アルボンはミディアムで5周して以降は2020年タイヤの評価に専念していた。ライバルに遅れてソフトタイヤを試した2人はフェルスタッペンが3番手にポジションを上げるも、アルボンはコースリミットを超えてしまい、1分34秒台のタイムが抹消されている。それまでのベストタイムが13番手にとどまっていたアルボンは改めてクイックラップを走り、1分34秒434をマークして6番手に浮上した。
セッション終盤はほとんどのドライバーがソフトタイヤでロングランに取り組み、メルセデスとフェラーリは1分39秒前半から半ばのペースを維持しており、2チームのギャップは大差ないようだった。レッドブルもライバルたちに匹敵するラップタイムを刻んでいるため、オースティンでは三つ巴のバトルが繰り広げられそうだ。
終盤にはハードタイヤでレースシミュレーションに取り組んでいたベッテルがスピンを喫してイエローフラッグが振られる場面があったが、事なきを得て走行を再開している。
大きなタイム更新がなく終了した2回目のフリー走行はハミルトンをトップにルクレール、フェルスタッペン、ベッテル、ボッタス、アルボンがトップ6に並び、トロ・ロッソのガスリーが7番手、サインツ(マクラーレン)、ストロール(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)がトップ10入りしている。
もう1台のトロ・ロッソを駆るダニール・クビアトは相棒ガスリーに0.466秒遅れの12番手だった。
ホンダPU勢は、クビアトを除き良いぺーすなので、明日の予選が楽しみですね!
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