20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

シュタイアーマルクGP-予選

2021-06-27 21:27:03 | F1レース
26日(土)、オーストリアのシュピールベルクにあるレッドブル・リンクを舞台にシーズン第8戦シュタイアーマルクGP予選が実施され、レッドブルのフェルスタッペンがポールポジションを獲得した。



レッドブルのお膝元のコースでは初日に行われた2回のフリー走行を通してフェルスタッペンがトップに立つも、予選直前の土曜フリー走行は初日から微調整を加え、ラップをうまくまとめてきたメルセデスのルイス・ハミルトンが0.2秒のリードを築いて最速タイムを記録。全長4.318kmのショートコースで繰り広げられる接近戦に期待が高まっていた。

レッドブルのマックス・フェルスタッペン【シュタイアーマルクGP/シュピールベルク、2021年6月26日(Getty Images / Red Bull Content Pool)】

決勝レースのスタート位置を決める予選は気温25℃、路面温度55℃、湿度29.5%のドライコンディションでQ1が始まり、ソフトタイヤを履いたウィリアムズのラティフィが先頭でコースに向かうと、ハースF1の2台が続き、アウトラップに臨むが、他の陣営はタイミングを見ているようですぐには動かない。

ピレリが今週末の一戦に用意したのはC2からC4のコンパウンド。同じレッドブル・リンクで行われる次のオーストリアGPはC3からC5とひと段階柔らかい組み合わせが採用されている。

開始から4分が過ぎる頃にはコース上がにぎやかになり、アルファタウリやレッドブル、フェラーリ、アストンマーティンらもソフトタイヤを装着して始動した。メルセデスが動き出したのはさらに3分以上が経過した後で、ボッタスとハミルトンの順でガレージを出発していく。この時点でもアルピーヌは動かず、Q1が残り10分を切ってようやくオコンとアロンソが出陣した。

この頃にはすでに17名がタイムを計測しており、トップには1分04秒489を刻んだフェルスタッペンがつけ、2番手に0.048秒差でボッタス、マクラーレンのノリスが0.095秒差の3番手に控えた。ハースF1のマゼピンは開始直後にコースに入っていたが、3周を走るもタイムアタックを完了しておらず、アルピーヌ勢の始動より少し早いタイミングで2セット目のソフトタイヤを履き、アウトラップを完了してアタックに臨んだ。

20台のタイムが出そろった時点でトップ3のオーダーは変わらず、4番手に0.193秒遅れのハミルトンが続き、アルファタウリのガスリーが5番手に食い込んでいた。ノックアウトゾーンの16番手以下に名を連ねたのはアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィ、ウィリアムズのラッセル、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、シューマッハとマゼピンのハースF1コンビだ。

フェラーリのルクレールが自己ベストタイムを更新して5番手に上がり、ガスリーは6番手に下がるもギャップは0.1秒もなく、ガスリーのすぐ後ろには角田裕毅が0.035秒差で控えたほか、16番手のジョビナッツィを含めてもタイム差は0.6秒しかない接戦模様。0.1秒を見いだせればポジションが複数上がる状況とあって、どのドライバーも集中力を高めてQ1終盤のランに挑んでいる。

トップ3に加えて若干ながらベストタイムを更新したハミルトンを含めた上位4台がガレージで戦況を見守る中、5番手以下の16台がひしめくコース上はとりわけラップ開始前のセクター3終盤のトラフィックが激しく、スペースの確保とポジション取りが難しい状況だったが、なんとか全員がラストアタックのチャンスを得た。

1分04秒608でラップをまとめた角田が4番手に飛び込み、レッドブルのペレスが5番手に浮上してハミルトンを上回る。多くが自己ベストを刻んでおり、トップのフェルスタッペンから11番手のアロンソまでが0.5秒以内のギャップに収まった。一方で、わずかな差でQ2進出を逃したのが16番手に終わったラティフィほか、オコン、ライコネン、ミック、マゼピンだ。特にラティフィは15番手でQ1を突破したリカルド(マクラーレン)と0.033秒の違いしかなく、14番手のジョビナッツィと比べても0.083秒差と非常にタイムが接近している。

Q1以上に混戦が予想されたQ2はミディアムタイヤを選んだボッタスが真っ先にコースに入り、ジョビナッツィとハミルトンも同様に黄色のラインが入ったミディアムで出陣。ラッセルに加えてペレスもソフトを選択しているが、もう1台のレッドブルを駆るフェルスタッペンはメルセデス勢と同じミディアムタイヤを履いてガレージを後にした。

それ以外はソフトタイヤでQ2最初のアタックに臨んでおり、ミディアムで1分04秒433を刻んだフェルスタッペンを、ソフトタイヤのガスリーが0.004秒上回ってトップに立つ。3番手と4番手もソフト勢が続き、ノリスとペレスに次ぐ5番手にハミルトン、6番手はチームメイトに0.2秒遅れだった角田がつけ、ストロール(アストンマーティン)とアロンソを挟んで9番手の位置にボッタスがいたものの、2回目のクイックラップで1分04秒443を記録して3番手にポジションアップしている。

タイヤ戦略が分かれているとはいえ、トップ4が100分の数秒差で連なる大混戦の予選Q2は1,000分の1秒でも速くラップをまとめておかなければポジションに大きく影響する。それでも、メルセデスとハミルトンはミディアムでのQ2突破を狙って2セット目を投入し、トップに0.083秒差の自己ベストタイムを記録した。タイムシート最上位にいたガスリーは終盤のアタックには参加せず、ハミルトン以外はソフトタイヤでQ2の2回目のランに臨んでいる。

Q1序盤はうまくリズムに乗れていない様子だったペレスが1分04秒197をたたき出してトップに躍り出ると、ノリスが0.1秒差の自己ベストで2番手に浮上し、ガスリーは3番手に後退したが、フェルスタッペン、ボッタス、ハミルトン、アロンソ、角田、ルクレール(フェラーリ)、ストロールとともにQ3に進むことが決定した。

11番手以下で予選順位を確定させたのはウィリアムズのラッセル、サインツ(フェラーリ)、リカルド、ベッテル、ジョビナッツィだ。ラッセルは8番手だった角田と比較して0.04秒のギャップしかなく、その上のアロンソとは0.089秒、ハミルトンとの比較でも0.159秒遅れという非常に小さな差でQ3への切符を逃している。

ポールポジションを争うQ3はソフトタイヤに切り替えたハミルトンが最初にコースイン。アルファタウリの2人が合流し、アロンソ、ルクレール、ノリス、レッドブルコンビと他のドライバーも順次、アウトラップをスタートさせる。角田とアロンソはユーズドのソフトタイヤ、それ以外は新品のソフトで出陣している。タイミングをずらしたストロールも新しいソフトでアタックラップに挑んだ。

路面コンディションの改善もあってか、フェルスタッペンが1分03秒841の好タイムをたたき出してライバルを引き離しにかかる。ハミルトンも気を吐いてセクター3の最速タイムを刻んだが、それでもフェルスタッペンには0.226秒届かない。3番手以下のオーダーはノリス、ボッタス、ペレス、ガスリー、ルクレール、ストロール、角田、アロンソと並んでいた。

Q3序盤のアタックでタイミングをずらしたストロールを除く9名が臨んだラストアタックはボッタスが1分04秒フラットを刻み、ターン9でワイドにふくらんでしまったハミルトンはタイムを更新できずにポール争いから脱落・・・。最後にコントロールラインを通過したフェルスタッペンは1分03秒台を刻んだものの、最初のラップタイムを削ることはできず。それでも、ライバルに0.2秒近いリードを築いてポールポジションを手に入れている。2番手には0.194秒差でボッタスが入り、ハミルトンは0.226秒遅れの3番手にとどまった。

4番手にノリス、ペレスは5番手、ガスリーが6番手、ルクレール、角田、アロンソ、ストロールの順で予選順位が確定した。

なお、ボッタスは初日のフリー走行中にピットレーンでスピンを喫するインシデントを起こし、これが危険走行と見なされて3グリッド降格処分を受けたため、スタート位置は5番グリッドに後退する。

フィールド全体に接近した好バトルが期待される決勝レース、ホンダPU勢は4台ともQ1に進出するも角田はボッタスの進路を妨害したとのペナルティで3グリッド降格のため11番手スタートとなります。

全車ポイントを獲得は勿論、表彰台独占を期待したいですね!






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