メルボルンのアルバートパーク・サーキットで
25日(土)、2017年FIA F1世界選手権開幕戦
オーストラリアGP予選が実施され、メルセデス
のハミルトンがポールポジションを獲得した。
ウィリアムズの新人ドライバー、ランス・ストール
のクラッシュによって赤旗中断のももセッション
が終了した土曜フリー走行ではフェラーリのベッ
テルがコースレコードとなる1分23秒380を刻み、
メルセデス勢が背中を追う恰好だった。ストール
はこのアクシデントでギアボックス交換を強いら
れ、5グリッド降格処分を受ける。F1では同一の
ギアボックスを6戦続けて使用しなければならず
これに違反した場合はグリッド降格ペナルティ
が科せられることになっている。
なお、ザウバーはレースドライバーのウェーレイ
ンが冬季中に負った背中のケガの影響で体調
が万全でないとして、アントニオ・ジョビナッツィ
を代役に起用。フェラーリのリザーブドライバーを
務めるジョビナッツィが土曜フリー走行からザウ
バーマシンのステアリングを握っている。
曇り空の下、気温29℃、路面温度34℃、湿度47
%のドライコンディションで始まった予選Q1はマ
クラーレンのバンド―ルンとアロンソが先陣を切
った。ジョビナッツィとエリクソンのザウバー勢が
続く。ほとんどのドライバーがウルトラソフトを履く
中、フェラーリコンビはスーパーソフトを選択して
いる。
メルセデス勢もウルトラソフトを履いてアタックラ
ップに臨み、最初のタイム計測を終えて1分24秒
514を刻んだボッタスがトップに立った。ハミルトン
が0.021秒差の2番手に続き、0.7秒遅れでベッテ
ルが3番手。ライバルとタイミングをずらしたレッド
ブルはリカルドが5番手、フェルスタッペンが7番手
のタイムを残した。
マクラーレンによると、バンド―ルンは燃料流量
の問題を抱えたといい、3周を走りながらもタイム
を残せていなかったが、残り時間2分を切る頃に
なってコースに入り、たった一度のチャンスに1分
26秒858をマークする。ただ、Q2進出には不十分
だった。
Q1でノックアウトされたのは16番手に終わったジ
ョビナッツィ以下、マグヌッセン(ハースF1)、バン
ド―ルン、ストロール、ルノーのパーマー。ストロ
ールはグリッド降格となるため、パーマーのスタ
ート位置がひとつ繰り上がる見込み。
15分間のQ2開始とともにメルセデス勢が動き出
し、フェラーリコンビが加わった後、他陣営も少し
ずつ始動していく。ボッタスが1分23秒215をたた
き出し、ハミルトンが0.036秒差で2番手に並ぶも
フェラーリ勢も遅れまいとライコネンとベッテルが
トップに0.3秒以内のタイムを刻んでメルセデスに
迫った。レッドブルはリカルドがトップに0.7秒差と
2チームに後れを取っている。
メルセデスコンビとライコネンの上位3名に加えて
5番手のリカルドがガレージで戦況を見守る中、
予選トップ10入りをかけた激しいバトルは最後の
最後まで続き、最終的にQ2敗退を喫したのは11
番手から順にペレス(フォース・インディア)、ヒュ
ルケンベルグ(ルノー)、アロンソ、オコン(フォー
ス・インディア)、エリクソンだった。
ポールポジションが決するQ3もメルセデス勢が
先頭でガレージを離れ、フェラーリとレッドブルが
加わったものの、開幕戦にして母国グランプリに
挑むリカルドがマシンのコントロールを失ってスピ
ンを喫し、グラベルに乗り上げてリアからタイヤバ
リアに突進。セッションは赤旗中断を余儀なくさ
れた。「申し訳ない」とチームに謝罪したリカルド
にケガはなく、詰めかけた多くのファンが拍手を
送って健闘を称えている。
8分間の中断を経てセッションが再開されたもの
の、すぐコースに入るドライバーはおらず、残り
時間6分を切ってハースF1のグロージャンが出
陣したのをきっかけに、リカルドを除く9台がコー
スに出揃った。
ラストアタックで最速タイムを塗り替えたハミルト
ンが1分22秒188のポールタイムをたたき出し、
0.268秒差で2番手に食い込んだのはベッテル
だ。メルセデスのドライバーとして初めての予選
に挑んだボッタスはベッテルに0.025秒速く走ら
れてしまい、3番手に甘んじている。もう一台の
フェラーリを駆るライコネンは4番手だった。
5番手にフェルスタッペンが続き、以下、グロー
ジャン、マッサ(ウィリアムズ)、サインツ、クビア
ト(共にトロ・ロッソ)が並んで、クラッシュにより
タイムを残せなかったリカルドが10番手だ。
マクラーレン・ホンダのアロンソは予選13番手と
満足できる位置ではありませんが、決勝では入
賞してポイントを取って欲しいですね!
25日(土)、2017年FIA F1世界選手権開幕戦
オーストラリアGP予選が実施され、メルセデス
のハミルトンがポールポジションを獲得した。
ウィリアムズの新人ドライバー、ランス・ストール
のクラッシュによって赤旗中断のももセッション
が終了した土曜フリー走行ではフェラーリのベッ
テルがコースレコードとなる1分23秒380を刻み、
メルセデス勢が背中を追う恰好だった。ストール
はこのアクシデントでギアボックス交換を強いら
れ、5グリッド降格処分を受ける。F1では同一の
ギアボックスを6戦続けて使用しなければならず
これに違反した場合はグリッド降格ペナルティ
が科せられることになっている。
なお、ザウバーはレースドライバーのウェーレイ
ンが冬季中に負った背中のケガの影響で体調
が万全でないとして、アントニオ・ジョビナッツィ
を代役に起用。フェラーリのリザーブドライバーを
務めるジョビナッツィが土曜フリー走行からザウ
バーマシンのステアリングを握っている。
曇り空の下、気温29℃、路面温度34℃、湿度47
%のドライコンディションで始まった予選Q1はマ
クラーレンのバンド―ルンとアロンソが先陣を切
った。ジョビナッツィとエリクソンのザウバー勢が
続く。ほとんどのドライバーがウルトラソフトを履く
中、フェラーリコンビはスーパーソフトを選択して
いる。
メルセデス勢もウルトラソフトを履いてアタックラ
ップに臨み、最初のタイム計測を終えて1分24秒
514を刻んだボッタスがトップに立った。ハミルトン
が0.021秒差の2番手に続き、0.7秒遅れでベッテ
ルが3番手。ライバルとタイミングをずらしたレッド
ブルはリカルドが5番手、フェルスタッペンが7番手
のタイムを残した。
マクラーレンによると、バンド―ルンは燃料流量
の問題を抱えたといい、3周を走りながらもタイム
を残せていなかったが、残り時間2分を切る頃に
なってコースに入り、たった一度のチャンスに1分
26秒858をマークする。ただ、Q2進出には不十分
だった。
Q1でノックアウトされたのは16番手に終わったジ
ョビナッツィ以下、マグヌッセン(ハースF1)、バン
ド―ルン、ストロール、ルノーのパーマー。ストロ
ールはグリッド降格となるため、パーマーのスタ
ート位置がひとつ繰り上がる見込み。
15分間のQ2開始とともにメルセデス勢が動き出
し、フェラーリコンビが加わった後、他陣営も少し
ずつ始動していく。ボッタスが1分23秒215をたた
き出し、ハミルトンが0.036秒差で2番手に並ぶも
フェラーリ勢も遅れまいとライコネンとベッテルが
トップに0.3秒以内のタイムを刻んでメルセデスに
迫った。レッドブルはリカルドがトップに0.7秒差と
2チームに後れを取っている。
メルセデスコンビとライコネンの上位3名に加えて
5番手のリカルドがガレージで戦況を見守る中、
予選トップ10入りをかけた激しいバトルは最後の
最後まで続き、最終的にQ2敗退を喫したのは11
番手から順にペレス(フォース・インディア)、ヒュ
ルケンベルグ(ルノー)、アロンソ、オコン(フォー
ス・インディア)、エリクソンだった。
ポールポジションが決するQ3もメルセデス勢が
先頭でガレージを離れ、フェラーリとレッドブルが
加わったものの、開幕戦にして母国グランプリに
挑むリカルドがマシンのコントロールを失ってスピ
ンを喫し、グラベルに乗り上げてリアからタイヤバ
リアに突進。セッションは赤旗中断を余儀なくさ
れた。「申し訳ない」とチームに謝罪したリカルド
にケガはなく、詰めかけた多くのファンが拍手を
送って健闘を称えている。
8分間の中断を経てセッションが再開されたもの
の、すぐコースに入るドライバーはおらず、残り
時間6分を切ってハースF1のグロージャンが出
陣したのをきっかけに、リカルドを除く9台がコー
スに出揃った。
ラストアタックで最速タイムを塗り替えたハミルト
ンが1分22秒188のポールタイムをたたき出し、
0.268秒差で2番手に食い込んだのはベッテル
だ。メルセデスのドライバーとして初めての予選
に挑んだボッタスはベッテルに0.025秒速く走ら
れてしまい、3番手に甘んじている。もう一台の
フェラーリを駆るライコネンは4番手だった。
5番手にフェルスタッペンが続き、以下、グロー
ジャン、マッサ(ウィリアムズ)、サインツ、クビア
ト(共にトロ・ロッソ)が並んで、クラッシュにより
タイムを残せなかったリカルドが10番手だ。
マクラーレン・ホンダのアロンソは予選13番手と
満足できる位置ではありませんが、決勝では入
賞してポイントを取って欲しいですね!
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