9日(土)、イスタンブール・パーク・サーキットを舞台にシーズン第16戦トルコGP予選が行われ、メルセデスのハミルトンとボッタスが他チームを寄せ付けぬ走りを披露して1-2で締めくくった。
初日の金曜日に実施された2回のフリー走行もハミルトンが両セッションを通してタイムシート最上位につけたが、降雨に見舞われた2日目の土曜フリー走行はアルファタウリのガスリーがインターミディエイトタイヤで1分30秒447のトップタイムを記録している。
ただ、ハミルトンとフェラーリのサインツはレギュレーションで認められている規定数以上のエンジンコンポーネントを投入したことで決勝レースではエンジンペナルティを受けることが決まっており、ハミルトンは10グリッド降格、サインツは最後尾スタートを強いられる。
分厚い雲が上空を多い、気温18.4℃、路面温度22.1℃、湿度82.3%、ダンプ路面のコンディションでピットレーンオープンを迎えた予選は、Q1開始から3分後に降雨の予報があるとの情報がもたらされる中、ドライ走行のチャンスを逃すまいと全20台がソフトタイヤを履いてコースになだれ込む。コース上にはまだ湿った部分があり、特に水たまりの残る縁石に乗り上げてしまうとスピンの危険性が高く、フェラーリのサインツやレッドブルのフェルスタッペンがマシンのコントロールを失う場面があったものの、2人とも体勢を立て直して走行を続けている。
少しでもコンディションが良い状態でタイムを残そうと各車がプッシュを続け、周回を重ねるごとにタイムシートのオーダーも変化を見せたが、Q1の半分が終了した時点でトップに立っていたのは1分25秒733をマークしたボッタス(メルセデス)だ。2番手に0.277秒差でマクラーレンのノリスがつけ、フェルスタッペンが0.316秒遅れの3番手に続いている。
ノックアウトゾーンの16番手以下にはアルピーヌのオコンほか、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、シューマッハとマゼピンのハースF1勢、サインツが20番手だったが、7周目にようやくまともなラップをまとめて11番手に上がった。
オコンやシューマッハのタイム更新でノックアウトゾーンに後退したアルファタウリの角田はオーバーステアに見舞われたらしく、ターン1でハーフスピンを喫したことを受けてピットに戻り、新しいソフトタイヤに履き替えてコースに戻っている。その頃にはハミルトンが1分25秒フラットを刻んでトップタイムを更新し、ボッタスが0.088秒差の2番手、角田の相棒でもう1台のアルファタウリを駆るガスリーが3番手に浮上していた。
一度、ピットには引き上げたものの、同じタイヤセットで2度目のランに臨んだフェルスタッペンがハミルトンのタイムを0.017秒上回った後、コースにとどまり続けるハミルトンが乾いた路面で一気にペースアップを成功させて1分24秒585をたたき出すなど、Q1終盤にもタイム更新が相次ぎ、ノックアウトゾーンの顔ぶれも変化が激しかったが、18分間のセッションを終えて予選順位を確定させたのは16番手に終わったマクラーレンのリカルドほか、ウィリアムズのラティフィ、ジョビナッツィとライコネンのアルファロメオ・レーシング勢、マゼピンだ。
Q1の最速タイムはハミルトンが刻んだ1分24秒585だったが、フェルスタッペンがわずか0.007秒差の2番手に控え、3番手に食い込んだガスリーもトップと0.119秒しか違わない。
Q2はミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが先陣を切り、フェルスタッペンも同様にミディアムタイヤを選択したほか、大半のドライバーが同じタイヤ戦略でQ2に臨んでいる。ソフトを選んだのは角田とシューマッハ、ウィリアムズのラッセルだ。角田とラッセルは新品のタイヤセットだが、シューマッハはユーズドのソフトタイヤを履いている。レッドブルのペレスは最初のアタックラップでマシンのコントロールを失い、ターン1でスピンを喫したものの、幸い、走行を再開して6番手タイムを記録した。
最初のランを終えて11番手以下のノックアウトゾーンに名を連ねていたのはアストンマーティンのベッテルとストロール、シューマッハ、ラッセル、エンジンペナルティが確定しているサインツはQ2の走行を見送っている。
Q2後半のランもミディアムタイヤで挑むドライバーが多く、ラッセルもソフトからミディアムに切り替えていたが、角田は新たなソフトタイヤを投入、ミックはユーズドのソフトタイヤを履き続けた。
残り2分を切ってトップには1分23秒595を刻んだハミルトンが立ち、0.197秒差でボッタスが2番手、アルピーヌのアロンソを3番手にはさんでペレスとフェルスタッペンが続くトップ5に、ガスリーと角田が続き、ストロール、ノリス(マクラーレン)、オコンが10番手につけていた。
ハミルトンがペースアップを成功させたほか、ガスリーが3番手にポジションを上げるなどタイム更新が相次ぐも、ラッセルは最終コーナーでコースをわずかに飛び出してしまい、ノックアウトゾーンを抜け出せず。
雲の隙間から太陽が顔を出す中で終了したQ2は1分23秒082をマークしたハミルトンをトップに、0.5秒近く遅れたもののボッタスが2番手、フェルスタッペン、ガスリー、アロンソ、ペレス、ルクレール(フェラーリ)、角田、ストロール、ノリスがトップ10に入った一方、11番手だったベッテル以下、オコン、ラッセル、シューマッハ、ノータイムのサインツがこのセッションで予選を終えている。
ポールポジションをかけたQ3は12分間で争われ、ここでもメルセデスの2台が先頭でコースに向かう。Q2をソフトタイヤで突破した角田はQ3でミディアムに切り替え、それ以外のドライバーはソフトタイヤをチョイスした。ペレス、ルクレール、ストロールの3人はユーズドのタイヤセットで最初のアタックラップに挑んでいる。
路面コンディションが改善したのに伴い、全体的なラップタイムが上がる中、1分23秒071をマークしたボッタスがトップに立ち、0.022秒差でハミルトンが2番手、フェルスタッペンは0.2秒以上遅れて3番手に飛び込んだ。4番手につけたガスリーはトップに0.449秒差、ペレス、アロンソ、ノリス、ルクレール、角田、ストロールの順で並び、10台すべてがピットに引き上げて最後のアタックに備えている。
新しいソフトタイヤを履いたハミルトンが真っ先にガレージを離れてコースに入り、ルクレールとアルファタウリの2台が合流して1分ほどした頃に他のドライバーたちも動き出した。Q3終盤のアタックラップは全車が新品のソフトタイヤで臨んでいる。
セクター1とセクター2のベストタイムを塗り替えたハミルトンが1分22秒868でラップをまとめて暫定のポールタイムを残した後、他のドライバーよりも1回多くチャンスを得たハミルトンはラストアタックでさらにペースを上げていたが、セクター2以降はタイムが伸びず。それでも、ハミルトンのタイムを超えるライバルは現れず、トップはハミルトンのまま予選が終了した。
2番手はチームメイトに0.130秒差のタイムを残したボッタスがつけたため、ハミルトンのペナルティに伴って決勝レースをポールポジションからスタートすることになる。予選3番手はフェルスタッペンだが、ハミルトンには0.328秒のギャップをつけられてしまった。4番手にルクレールが食い込み、ガスリー、アロンソ、ペレス、ノリス、ストロール、角田が10番手に並んだ。
ホンダPU勢、久々に全車トップ10に入りました。
決勝も全車入賞するよう頑張って欲しいですね!
初日の金曜日に実施された2回のフリー走行もハミルトンが両セッションを通してタイムシート最上位につけたが、降雨に見舞われた2日目の土曜フリー走行はアルファタウリのガスリーがインターミディエイトタイヤで1分30秒447のトップタイムを記録している。
ただ、ハミルトンとフェラーリのサインツはレギュレーションで認められている規定数以上のエンジンコンポーネントを投入したことで決勝レースではエンジンペナルティを受けることが決まっており、ハミルトンは10グリッド降格、サインツは最後尾スタートを強いられる。
分厚い雲が上空を多い、気温18.4℃、路面温度22.1℃、湿度82.3%、ダンプ路面のコンディションでピットレーンオープンを迎えた予選は、Q1開始から3分後に降雨の予報があるとの情報がもたらされる中、ドライ走行のチャンスを逃すまいと全20台がソフトタイヤを履いてコースになだれ込む。コース上にはまだ湿った部分があり、特に水たまりの残る縁石に乗り上げてしまうとスピンの危険性が高く、フェラーリのサインツやレッドブルのフェルスタッペンがマシンのコントロールを失う場面があったものの、2人とも体勢を立て直して走行を続けている。
少しでもコンディションが良い状態でタイムを残そうと各車がプッシュを続け、周回を重ねるごとにタイムシートのオーダーも変化を見せたが、Q1の半分が終了した時点でトップに立っていたのは1分25秒733をマークしたボッタス(メルセデス)だ。2番手に0.277秒差でマクラーレンのノリスがつけ、フェルスタッペンが0.316秒遅れの3番手に続いている。
ノックアウトゾーンの16番手以下にはアルピーヌのオコンほか、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)、シューマッハとマゼピンのハースF1勢、サインツが20番手だったが、7周目にようやくまともなラップをまとめて11番手に上がった。
オコンやシューマッハのタイム更新でノックアウトゾーンに後退したアルファタウリの角田はオーバーステアに見舞われたらしく、ターン1でハーフスピンを喫したことを受けてピットに戻り、新しいソフトタイヤに履き替えてコースに戻っている。その頃にはハミルトンが1分25秒フラットを刻んでトップタイムを更新し、ボッタスが0.088秒差の2番手、角田の相棒でもう1台のアルファタウリを駆るガスリーが3番手に浮上していた。
一度、ピットには引き上げたものの、同じタイヤセットで2度目のランに臨んだフェルスタッペンがハミルトンのタイムを0.017秒上回った後、コースにとどまり続けるハミルトンが乾いた路面で一気にペースアップを成功させて1分24秒585をたたき出すなど、Q1終盤にもタイム更新が相次ぎ、ノックアウトゾーンの顔ぶれも変化が激しかったが、18分間のセッションを終えて予選順位を確定させたのは16番手に終わったマクラーレンのリカルドほか、ウィリアムズのラティフィ、ジョビナッツィとライコネンのアルファロメオ・レーシング勢、マゼピンだ。
Q1の最速タイムはハミルトンが刻んだ1分24秒585だったが、フェルスタッペンがわずか0.007秒差の2番手に控え、3番手に食い込んだガスリーもトップと0.119秒しか違わない。
Q2はミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが先陣を切り、フェルスタッペンも同様にミディアムタイヤを選択したほか、大半のドライバーが同じタイヤ戦略でQ2に臨んでいる。ソフトを選んだのは角田とシューマッハ、ウィリアムズのラッセルだ。角田とラッセルは新品のタイヤセットだが、シューマッハはユーズドのソフトタイヤを履いている。レッドブルのペレスは最初のアタックラップでマシンのコントロールを失い、ターン1でスピンを喫したものの、幸い、走行を再開して6番手タイムを記録した。
最初のランを終えて11番手以下のノックアウトゾーンに名を連ねていたのはアストンマーティンのベッテルとストロール、シューマッハ、ラッセル、エンジンペナルティが確定しているサインツはQ2の走行を見送っている。
Q2後半のランもミディアムタイヤで挑むドライバーが多く、ラッセルもソフトからミディアムに切り替えていたが、角田は新たなソフトタイヤを投入、ミックはユーズドのソフトタイヤを履き続けた。
残り2分を切ってトップには1分23秒595を刻んだハミルトンが立ち、0.197秒差でボッタスが2番手、アルピーヌのアロンソを3番手にはさんでペレスとフェルスタッペンが続くトップ5に、ガスリーと角田が続き、ストロール、ノリス(マクラーレン)、オコンが10番手につけていた。
ハミルトンがペースアップを成功させたほか、ガスリーが3番手にポジションを上げるなどタイム更新が相次ぐも、ラッセルは最終コーナーでコースをわずかに飛び出してしまい、ノックアウトゾーンを抜け出せず。
雲の隙間から太陽が顔を出す中で終了したQ2は1分23秒082をマークしたハミルトンをトップに、0.5秒近く遅れたもののボッタスが2番手、フェルスタッペン、ガスリー、アロンソ、ペレス、ルクレール(フェラーリ)、角田、ストロール、ノリスがトップ10に入った一方、11番手だったベッテル以下、オコン、ラッセル、シューマッハ、ノータイムのサインツがこのセッションで予選を終えている。
ポールポジションをかけたQ3は12分間で争われ、ここでもメルセデスの2台が先頭でコースに向かう。Q2をソフトタイヤで突破した角田はQ3でミディアムに切り替え、それ以外のドライバーはソフトタイヤをチョイスした。ペレス、ルクレール、ストロールの3人はユーズドのタイヤセットで最初のアタックラップに挑んでいる。
路面コンディションが改善したのに伴い、全体的なラップタイムが上がる中、1分23秒071をマークしたボッタスがトップに立ち、0.022秒差でハミルトンが2番手、フェルスタッペンは0.2秒以上遅れて3番手に飛び込んだ。4番手につけたガスリーはトップに0.449秒差、ペレス、アロンソ、ノリス、ルクレール、角田、ストロールの順で並び、10台すべてがピットに引き上げて最後のアタックに備えている。
新しいソフトタイヤを履いたハミルトンが真っ先にガレージを離れてコースに入り、ルクレールとアルファタウリの2台が合流して1分ほどした頃に他のドライバーたちも動き出した。Q3終盤のアタックラップは全車が新品のソフトタイヤで臨んでいる。
セクター1とセクター2のベストタイムを塗り替えたハミルトンが1分22秒868でラップをまとめて暫定のポールタイムを残した後、他のドライバーよりも1回多くチャンスを得たハミルトンはラストアタックでさらにペースを上げていたが、セクター2以降はタイムが伸びず。それでも、ハミルトンのタイムを超えるライバルは現れず、トップはハミルトンのまま予選が終了した。
2番手はチームメイトに0.130秒差のタイムを残したボッタスがつけたため、ハミルトンのペナルティに伴って決勝レースをポールポジションからスタートすることになる。予選3番手はフェルスタッペンだが、ハミルトンには0.328秒のギャップをつけられてしまった。4番手にルクレールが食い込み、ガスリー、アロンソ、ペレス、ノリス、ストロール、角田が10番手に並んだ。
ホンダPU勢、久々に全車トップ10に入りました。
決勝も全車入賞するよう頑張って欲しいですね!
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