シルクイート・デ・バルセロナ・カタルーニャにて11日(金)、2018年FIA F1世界選手権第5戦スペインGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのハミルトンが最速タイムをマークした。
1回目のフリー走行はメルセデスのボッタスが1分18秒148を刻んでトップに立ち、セッション後半にミディアムタイヤの作業に専念した僚友ハミルトンが0.849秒差で2番手に並んだ。
ヨーロッパラウンド初戦にピレリはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んでいる。
快晴に恵まれたカタロニア・サーキットは気温23度、路面温度41度、湿度49%のドライコンディションで初日2回目のセッションが始まり、ハースF1のグロージャンとマグヌッセンが先陣を切る。グロージャンはミディアムタイヤで始動したが、マグヌッセンはソフトタイヤを履いていた。
システムチェックを完了してタイム計測に入ったものの、グロージャンがターン7でリアのコントロールを失い、横滑りする形でグラベルにはまってしまう。身動きが取れなくなったグロージャンはその場でマシンを降りている。アップデートのデータ収集などやるべき作業が大量にある初日のセッションで走行時間を失うこととなり、ハースF1にとっては厳しい状況だ。
グロージャンのインシデントでバーチャルセーフティカーが発令され、しばらく様子を見ていた陣営はその解除と共にドライバーをコースへと送り出した。初回セッションでクラッシュを喫したレッドブルのリカルドもマシン修復を完了させて始動している。
序盤の走行プランを終えて各車がピットに戻り始めた時点でタイムシートトップに立っていたのはハミルトン。1分18秒259を刻み、ライバルたちに0.4秒以上のリードを築いていたが、失った走行時間を埋め合わせようと精力的に周回を重ねていたリカルドが0.133秒差に接近して2番手にポジションを上げた。
その後、メルセデス勢はスーパーソフトタイヤに切り替えてコースに向かうも、ボッタスもハミルトンもクイックラップ中にワイドにふくらみ、理想的なラップタイムを刻めていない。ハミルトンは今年、タイヤの作動域を維持できずに苦戦することが多く、バルセロナでもその傾向は変わらないようだ。
ただ、ライバルチームも似たような状況に直面しており、3種類の中で最も柔らかいコンパウンドに切り替えてもハミルトンがソフトタイヤで記録した最速タイムを上回れていない。
また、セッションが後半に入って数分後、フェラーリとライコネンをトラブルが襲う。走行中にリアから白煙が上がり、ライコネンは停車を指示された。幸い、ピットレーン入り口が近く、下り坂を生かしてチームクルーの元までたどり着いたライコネンはメカニックたちに押されてマシンをガレージまで戻している。フェラーリによると、テレメトリーのデータでパワーユニット部分に不具合が確認されたとのこと。ライコネンは結局、それ以上の走行がかなわず、16周しか走れなかった。
さらに終盤にはピットストップを終えてコースに戻ったフォース・インディアのペレスが停車を余儀なくされている。左フロントタイヤの装着が完全でなかったようで、走行するうちにルーズになってしまったようだ。チームはピットに帰還できるかと問いかけ、ペレスも一度は動き出したが、最終的にコース脇にマシンを止めてコックピットを離れた。
2回目のフリー走行は1分18秒259を刻んだハミルトンがトップに立ち、0.133秒差でリカルドが2番手、フェルスタッペンが3番手に食い込んでいる。ベッテル、ボッタス、ライコネンの順でトップ6のオーダーが決まり、7番手にグロージャン、マグヌッセン、バンドールン(マクラーレン)、ペレスが10番手だった。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは14番手、ハートレーは18番手で初日を締めくくっている。
フリー走行2回目の結果はともかく、ガスリーは1回目では10番手と改善ペースは良さそうなので、今日の予選が楽しみです。
1回目のフリー走行はメルセデスのボッタスが1分18秒148を刻んでトップに立ち、セッション後半にミディアムタイヤの作業に専念した僚友ハミルトンが0.849秒差で2番手に並んだ。
ヨーロッパラウンド初戦にピレリはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類を持ち込んでいる。
快晴に恵まれたカタロニア・サーキットは気温23度、路面温度41度、湿度49%のドライコンディションで初日2回目のセッションが始まり、ハースF1のグロージャンとマグヌッセンが先陣を切る。グロージャンはミディアムタイヤで始動したが、マグヌッセンはソフトタイヤを履いていた。
システムチェックを完了してタイム計測に入ったものの、グロージャンがターン7でリアのコントロールを失い、横滑りする形でグラベルにはまってしまう。身動きが取れなくなったグロージャンはその場でマシンを降りている。アップデートのデータ収集などやるべき作業が大量にある初日のセッションで走行時間を失うこととなり、ハースF1にとっては厳しい状況だ。
グロージャンのインシデントでバーチャルセーフティカーが発令され、しばらく様子を見ていた陣営はその解除と共にドライバーをコースへと送り出した。初回セッションでクラッシュを喫したレッドブルのリカルドもマシン修復を完了させて始動している。
序盤の走行プランを終えて各車がピットに戻り始めた時点でタイムシートトップに立っていたのはハミルトン。1分18秒259を刻み、ライバルたちに0.4秒以上のリードを築いていたが、失った走行時間を埋め合わせようと精力的に周回を重ねていたリカルドが0.133秒差に接近して2番手にポジションを上げた。
その後、メルセデス勢はスーパーソフトタイヤに切り替えてコースに向かうも、ボッタスもハミルトンもクイックラップ中にワイドにふくらみ、理想的なラップタイムを刻めていない。ハミルトンは今年、タイヤの作動域を維持できずに苦戦することが多く、バルセロナでもその傾向は変わらないようだ。
ただ、ライバルチームも似たような状況に直面しており、3種類の中で最も柔らかいコンパウンドに切り替えてもハミルトンがソフトタイヤで記録した最速タイムを上回れていない。
また、セッションが後半に入って数分後、フェラーリとライコネンをトラブルが襲う。走行中にリアから白煙が上がり、ライコネンは停車を指示された。幸い、ピットレーン入り口が近く、下り坂を生かしてチームクルーの元までたどり着いたライコネンはメカニックたちに押されてマシンをガレージまで戻している。フェラーリによると、テレメトリーのデータでパワーユニット部分に不具合が確認されたとのこと。ライコネンは結局、それ以上の走行がかなわず、16周しか走れなかった。
さらに終盤にはピットストップを終えてコースに戻ったフォース・インディアのペレスが停車を余儀なくされている。左フロントタイヤの装着が完全でなかったようで、走行するうちにルーズになってしまったようだ。チームはピットに帰還できるかと問いかけ、ペレスも一度は動き出したが、最終的にコース脇にマシンを止めてコックピットを離れた。
2回目のフリー走行は1分18秒259を刻んだハミルトンがトップに立ち、0.133秒差でリカルドが2番手、フェルスタッペンが3番手に食い込んでいる。ベッテル、ボッタス、ライコネンの順でトップ6のオーダーが決まり、7番手にグロージャン、マグヌッセン、バンドールン(マクラーレン)、ペレスが10番手だった。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーは14番手、ハートレーは18番手で初日を締めくくっている。
フリー走行2回目の結果はともかく、ガスリーは1回目では10番手と改善ペースは良さそうなので、今日の予選が楽しみです。
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