アメリカ・テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・
ジ・アメリカズ(COTA)で17日(日)、2013年FIA F1世界
選手権第18戦US GP決勝レースが開催された。
決勝レースに先立ち、ペナルティを科せられたドライバー
が複数いる。バトンには3グリッド降格処分、ケーターハム
のシャルル・ビックには5グリッド降格。
グティエレスは10グリッド降格ペナルティ、チルトンは予選
順位が22番手のためドライブスルーペナルティが裁定され
た。
決勝当日の天候は快晴。気温30℃、路面温度35℃、湿度
58%のドライコンディションでスタート時刻を迎える。
奇数グリッドに着いたドライバーたちが好発進を決める一
方、フロントスタートのウェバーがポジションを落とした。
グロージャンが2番手に上がり、ハミルトンは3番手にポジ
ションアップ。
ファステストを連発しながらグロージャンを追い詰めている
も、グロージャンはウェバーのタイムを見ながら自身のペ
ースをコントロールしてポジションを守った。
終盤に入り、ベッテルのレッドブルマシンにトラブルが疑わ
れるも、ベッテルはマシンとタイヤをいたわりながら最後ま
で走り切り、悠々とトップチェッカーを受けている。
夏休み明けのベルギーGPから8連勝を飾ったベッテルは、
ミハエル・シューマッハとタイに持ち込んでいた最多連勝
記録を更新、新記録を打ち立てた。
2位にグロージャンが入り、ウェバーは3位表彰台に上って
いる。入賞は4位以下、ハミルトン、アロンソ、ヒュルケンベ
ルグ、ペレス、ボッタス、ロズベルグ、バトン。
この後、アメリカ大陸を南下するF1サーカスはブラジルで
22日(金)開幕、シーズンフィナーレを迎える。
2013年第18戦ドライバーコメント決勝