作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

ひな祭り

2006年03月03日 | 日記・紀行

今日はひな祭り。 

草の戸も住替る代ぞひなの家    芭蕉 

元禄二年、漂泊の思いやまず、旅に生き、旅に死んだ芭蕉は、桃の節句のころ雛人形を商う者に庵を譲り、自分は門人の別荘に移る。

今年もまた桃の節句が来た。雛人形は箱から取り出されて、新しい家に飾られる。しかし、芭蕉の住みなれた庵にはすでに主人はいない。

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