作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

冬の山

2008年02月14日 | 日記・紀行


最近は全国的にも寒い日が続いているようだ。動物も植物も冬眠に入ったり、その葉を落としたり、太陽などの自然の運行はそうした生命の営みにも深い影響を与えている。それらは自然の摂理に支配されて生きている。ただ人間だけがそれから自由である。とくに精神だけは。しかし、より自然に近く存在する肉体はそうではない。体は凍てつき何事にも動きは鈍る。

先日めずらしく雪が降った。温暖化の影響か、都市化の影響か最近は昔ほどには雪の降る日も少なくなった。ひさしぶりに山にゆく。枯れ草などを倒していると、一羽の小鳥が舞い降りてくる。かまわずに作業を続けていると、小鳥が好奇心をもっていることにきづく。口笛で呼びながら近づいても、遠くへは飛び去ろうとしない。羽は深い緑紺青。何という鳥かはわからない。

コメント
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