作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

平野神社再訪

2020年05月21日 | 日記・紀行

平野神社再訪

2020年令和2年5月21日(木)晴れ

久しぶりに平野神社を訪れた。この神社の拝殿が先年の台風によって被害を受けたことは知っていたので気にはなっていた。訪れようと思えば同じ市内だから大して時間もかからないとはいえ、それでもわざわざに訪れる気にもならずそのままになっていた。たまたま近所に所用があったついでにようやく訪ねた。
日記よれば、以前に訪れてからすでに四年になる。時間のうつろいは早い。その時に訪れたのも今日のように新緑もまだ美しい五月だった。
 
五月の花橘 - https://is.gd/gdnNUI

私たちが立ち寄った時はすでに夕刻になっており、南門は残念ながらしまっていた。だから被害のあったらしい拝殿を身近に見ることはできなかった。門は閉まっていたけれど格子の間から修理のために足場幕に覆われた拝殿はのぞいて見えた。壊滅状態になった拝殿の再建にはそれなりの歳月を要するのだろう。稲荷社近くにあった池も枯れていて水はなく、雑草で以前よりも少し荒れて見えた。

武漢ウィルスによる感染病が発生して以来、密閉、密集、密接の三密自粛要請が続いて人通りも多くはないなか出かけてきた。この騒ぎをきっかけに人と人との接触を避ける傾向が、神経質なトラウマとして長く残るのは避けられないのかもしれない。とくに幼児期にこの騒ぎを経験せざるをえなかった子供たちには罪作りなこと。世界に深い傷跡を残したコロナ・ウィルスや中国問題についてもいずれ時期が来ればきちんと考えてみたい。

神社の大鳥居の傍らには桜の古木の多く植わった一角がある。もうすっかり新緑に覆われていたが、花の時期には賑わったのだろう。私はまだ見たことはないけれど。この神社には元は桓武天皇の生母である高野新笠の祖神の祀られていたことは初めて知った。高野新笠の御陵はたしか洛西にあったと記憶している。
 
 
 
ハコネウツギ の名前で正しいのだろうか?
 
 
  
 
 
 
 

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