「クビ切るな!」「生きさせろ!」
12月23日(火)名古屋にて、上記の統一タイトルで、緊急の統一行動が行われました。非正規労働者の首切りが吹き荒れる愛知から、問題の解決にあたる労働組合がナショナルセンターの枠を超えて統一行動が実現できたことは大きな意義があると思います。
当労働組合からも参加しました。マスコミの関心も高く好意的に取材に取り組んでいることが印象的でした。愛知は大企業がひしめく物つくり地域でもあり、これまで経済を引っ張る役割を果たしてきたと思います。
しかし、アメリカ発の金融破たんに端を発し、日本経済の厳しい局面を迎えています。中小企業の厳しい対応に便乗するように、トヨタをはじめとした大企業は人減らし解雇を大量に行っています。
トヨタの役割
トヨタといえば、無借金経営・13兆円の内部貯金・トヨタ銀行などと、「超優良企業」としての評価を得てきました。そのトヨタが自動車を製造し国民・労働者に供給してきた企業です。企業は公器であるならば、こういう時にこそ、トヨタは全従業員の雇用を守ることを宣言するべきと思います。そのことによって、どれだけ国民・労働者が励まされるでしょうか。また、日本経済の元気になることでしょう。トヨタは、今こそ社会的役割を発揮すべきときです。