全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

またヘッドハンティング

2007年10月13日 04時44分49秒 | Weblog
10月12日6時3分配信の時事通信によれば、10月11日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が、関係筋の話として、米自動車大手フォード・モーターがライバルのトヨタ自動車から人材引き抜きを試みていると報じています。

 先のクライスラーでの1件に続く、引き抜きということになります。メディアの論調は、優秀な人材がトヨタから流出するとか、ノウハウが盗まれるのではという指摘もあります。でも、広い意味で考えれば、トヨタシステムの拡大というとらえ方もできます。グローバル企業トヨタにとって、将来の完全制覇のためにも、これは必ずしも好ましくないとはいえないのでは。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000015-jij-biz
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新工場は宮城

2007年10月11日 10時48分36秒 | Weblog
すでに予想されていましたが、トヨタ自動車が、仙台市北の第2仙台北部中核工業団地(宮城県大衡村)に新車両組み立て工場建設の方向で最終調整していることが明らかになりました。
 これはセントラル自動車の本社工場(神奈川県相模原市)を移転し、2010年秋にも操業を始めようとするものです。
 グループの生産拠点を分散、従業員を確保、大災害時のリスクも軽減することが狙いだそうです。周辺にはトヨタ自動車東北(宮城県大和町)や、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)があります。
 この記事は毎日がスクープしています。なぜ毎日なのでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000019-mai-bus_all
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期間従業員の待遇改善は組合の大事な要求実現活動です

2007年10月10日 21時22分11秒 | Weblog
昨年の10月トヨタ自動車労組は期間従業員の組合員化の運動方針を決めた。さほど話題にはならなかったが60歳定年を迎えた再雇用者の組合員化は昨年既に実施されている。そして今日約4000名いるシニア期間従業員を来春以降組合員化すると報道された。
既にグループ会社でもこうした動きがあります。60歳定年を迎えた再雇用者の組合員化はデンソーが昨年、アイシンは今年10月規約改正の全組合員投票をして組合員化を実施します。さらに期間従業員の組合員化を進める方針も提案されています。
なぜこの時期に組合員化なのか? 様々憶測されるところです。非正規雇用者の組合員化の動機、目的は何でしょうか?
この間トヨタ自動車は1兆円を越える膨大な利益をあげてきました。この膨大な利益は1万人を超える非正規雇用者の存在が可能にしたことも事実でしょう。また格差問題やワーキングプアーが社会問題になっているのに、日本を代表するトヨタが非正規雇用者の格差集団を作り出しているとも云えるでしょう。こうした中、期間従業員の皆さんが
正社員と同じ職場で、同じ仕事をしているのに『待遇改善』にどこも声を上げなでいる状況に不満や不信を覚えるのは当然のことかと思います。

巷で聞こえてくる期間従業員の組合員化の動機ですが、これ以上の非正規雇用者の増加は
品質の維持、技能伝承に影響しかねない。生産性向上、コスト低減、効率など企業サイドからの動機ばかり聞こえてきます。
さらに我々『全トヨタ労働組合(ATU)』が結成され、労働組合の存在を問われるという
危機感をもったこともあるでしょう。
非正規雇用者の格差など社会問題があったにしても『全トヨタ労働組合(ATU)』の存在がこの時期トヨタ自動車労組の再雇用者、期間従業員の組合員化を進めたのは間違いないと考えます。

トヨタとトヨタグループの中で期間従業員全員の『待遇改善』が劇的に改善されれば全国に広がり、格差問題やワーキングプアーの是正に貢献するでしょう。『全トヨタ労働組合(ATU)』そのために皆さんと力を合わせて要求実現のために活動しているところです。
『全トヨタ労働組合(ATU)』は結成宣言にあるように一人の期間従業員でも組合に加入できますし、一人の組合員の要求実現のためにも会社と団体交渉する労働組合です。
どちらの労働組合が本気で活動するかを確かめる手段はいくらでもあります。それは期間従業員や派遣社員の皆さん自身がアクション、一歩行動することです。『全トヨタ労働組合(ATU)』には遠くは北海道、九州から相談のメールが寄せられています。またトヨタとトヨタグループの正規、非正規雇用を問わず労働者からの要求も多々寄せられています。
一人ひとりの具体的な個別要求に対してともに考え、議論し、励まし一人の労働者の要求も大事にしています。このことは相談した労働者が組合に加入したことが証明しています。



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下方修正

2007年10月09日 20時02分56秒 | Weblog

トヨタ自動車は07年の国内販売目標を下方修正しました。2007年の国内販売台数には「160万台の半ばまで頑張ろうという状態」と渡辺社長はある会合で述べています。これまで172万台が目標値でしたから、これを事実上、下方修正したことになります。
 世界では販売台数は、ゼネラル・モーターズ(GM)を追い抜いて世界一になるはずのトヨタが、国内では販売の停滞に悩まされているという皮肉な結果になっています。国内需要の増大が望めないと、さらに諸外国に進出することになるのでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000121-jij-bus_all
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総会の報告

2007年10月08日 20時32分05秒 | Weblog
トヨタ・デンソーパワハラ裁判kさんを支援する会が10月8日、午後2時より刈谷市民会館にておこなわれました。総会には、労働組合関係者や労災争議の家族や地元の民主的人士など40名を超える人が参加しました。
 総会では、まず準備会段階から活動をおこなっていた人から開会挨拶と司会提案がなされ、それを受けて健康センター理事のCさんによって総会は進行されました。まず全トヨタ労組委員長のあいさつに引き継ぎ、そのあと準備会からのメンバーによる結成にいたる経過報告がなされました。その後弁護団からから裁判の経過と論点の説明がなされ、その後には会の申し合わせ事項案と役員案の提案がなされました。
 討論では、西三河で2つの過労死認定を求めて闘っているご遺族や事務局長からの発言や愛労連役員や笹日労や名古屋ふれあいユニオンの方からの発言がありました。こうした発言を聞いていると、我ながらトヨタ自動車ならびに関連企業は偽善に満ちあふれたひどい企業であることを再認識しました。
 支援する会の会長になられた猿田正機中京大学教授のトヨタシステムについてのお話はわずか10分でしかなく消化不良であった感は否めませんが、これは今後の私たちの活動の広がりによって、再びお話を聞く機会を設けようと言うことになりました。いずれにしろ、総会は成功し、支援する会はスタートしたことをお伝えします。





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第24回トヨタシンポジウムの概要

2007年10月07日 23時44分55秒 | トヨタシンポジウム
第24回トヨタシンポジウムは11月25日(日)午前10時より、豊田産業文化センターにて予定されています。
 午前中のメイン講演には、「ワシントン発の経済改革」の著者でもある萩原伸次郎氏(横浜国大教授)が「トヨタ・財界の戦略を斬る」のテーマでお話をされます。
その後、特別報告として、トヨタや下請中小企業の立場、ベトナム研修生問題、地域住民からみたトヨタなどの報告があります。
 またフロアからも、トヨタに関わる出来事を発言するように求めます。
まあこんな青写真が描かれています。近々チラシが完成する予定です。
 会場は今までは交通不便なところでご迷惑をおかけしましたが、今回は念願の町中にて会場を確保しました。愛環新豊田から数分、名鉄豊田市駅からも10分足らずの便利な場所です。ぜひ公共交通機関をご利用下さい。

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支援する会総会近づく

2007年10月06日 20時20分05秒 | Weblog
総会が目前に迫りました。皆さんの参加を訴えます。従来祝日は、トヨタ系は長期休暇にふりかえられますが、今回の10月8日はお休みです。是非ご参加を。

★★★★★デンソーKさんの裁判闘争を支援する会の結成総会★★★★★
日  時: 10月8日(月・祝) 14:00~
場  所: 刈谷市民会館3階302会議室(刈谷駅南口から徒歩10分)
備  考: トヨタとデンソーと闘っている労働者がおられます。内野さんの
裁判ともども皆さんのご理解ご支援をいただければ幸いです。

デンソーの従業員であったKさんは、トヨタ自動車への出向の際の
長時間過密労働と上司のいじめが原因でうつ病を発生し休職をしました。
いったんは回復してデンソーに復職しましたが、デンソーとトヨタ自動車の
共同プロジェクトの中で、うつ病を再発しました。

 Kさんは、現在も治療中ですが、刈谷労基署に労災申請をしましたが
却下されました。Kさんはこの件にて、デンソーとトヨタ自動車の業務が
原因だとして、損害賠償請求する裁判をおこなっています。
多くの人の参加を呼びかけます。

○ 今後の日程
10月9日(火)午後3時から
12月25日(火) 午後3時から
1月28日(月) 午後3時から
場所はいずれも名古屋地裁4階402号室。
「弁論準備手続」として行いますから、法廷ではなく会議室でおこないます。

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トヨタ労組期間従業員組合員化発表?

2007年10月04日 22時33分10秒 | Weblog
 4日(木)の中日新聞夕刊の一面に「期間従業員組合員化」を来春より進める意向が報道されています。
 トヨタの現場では、既に1万人を超える非正規労働者が働いています。この人達がトヨタの1兆円を超える利益の働き手でもあります。カンバン方式のジャストインタイムに組み込まれて、物のように(人間なのに)扱かわれ、使い捨て同然のようになっています。
 こうした働き方は、労使が協調して進めてきました。正社員の賃金は上げても非正規労働者の賃金は上がることなく、むしろ、以前よりも下げられています。ここにきて、組合員化に踏み切ることは、今までの考え方を偏向(?)するわけですから納得できる反省(声明)をすべきでしょう。なぜ大会前に報道させるのか?なぜ夕刊なのか?意図が透けて見えます。
 もうすでに、トヨタおよび関連企業では労働組合を選択できる環境にあるわけです。どちらが本物の労働組合なのか選択してもらいましょう。
 全ト・ユニオンが発足して、1年と6ヶ月、かなり情勢が変わってきました。かつてこんな事があったでしょうか。労働組合の存在意義を掛けた戦いが始まっているのです。ご意見をお寄せ下さい。  執行部
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トヨタ、『第14回ITS世界会議』に出展

2007年10月04日 08時15分48秒 | Weblog

トヨタ自動車(株)は、10月9日(火)から10月13日(土)まで、中国・北京で開催される「第14回ITS世界会議」<主催:ITS世界会議北京組織委員会>に出展します。 世界のトヨタが、どんな立場でどのような発言をするのか、直接生の声を聞いてみたいですね。今や、自動車産業は国内にとどまらず国境を越えてアメーバーのように発展・膨張しています。環境・安全・燃料問題をどのように克服するか、その叡知に注目したいです。


*1 ITS : Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)
最先端の情報通信技術の活用により、安全で快適、円滑な交通を目指し、人と道路とクルマを一体として構築する新しいシステム

http://www.toyota.co.jp/jp/news/07/Oct/nt07_1001.html


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ATUのサポート組織

2007年10月04日 00時00分09秒 | サポート市民の会
私たち全トヨタ労組(ATU)には、結成当初から私たちを支えていこうとするサポート組織みたいなものがあります。それが、2006年12月におこなわれた佐高信さんの講演会の大成功と結びついてしまう。
 その支援者の人が、私たちATUを支える組織を正式にスタートさせたいと動いています。年が明けて、1月20日に名古屋市内でATUサポート組織が正式に発足することになりました。ありがたいことです。
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