キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

旅のかたち ~車、バイク、電車、飛行機~

2009年05月28日 | Weblog
『旅のかたち』を考えた後半。

5) 車は、大学のときに対校戦で他県へ行くときにあえてみんなで車を借りて遠出をした。
あのころは、車への憧れや興味が今より強くて、とにかくみんなで車を使ってどこか行きたいって思いがあったんだと思う。
今では、あの頃車に乗ってはしゃいでいた仲間も当たり前の様に車に乗っている。
そういうところで、大人になっているんだなって思ってしまう。
最近思うのは、車の一番のいいところは閉じられた空間で、近い距離で、長い時間同乗者と話ができること。
車の本格的な旅もしてみたいな。
一人なら、カラオケルームになってしまうけど。

6) バイクはまさに浪漫の乗り物だと思う。
四つのタイヤという絶対的な安定をあえて捨て、二輪という不安定さを自ら操るところとか。
音楽も同乗者もなく(二人乗りはバイクでは特別)、一人で黙々と走り続けるところとか。
雨が降っても風が吹いても、その自然の環境をそのまま受け入れて、自然と一緒に走り続けるところとか。
バイクは四輪車よりもよっぽど人の身の丈にあった乗り物だと思う(自転車はもっと)。
けれど、僕はその浪漫と自由の喜びよりもその危険さにびびってやめてしまった。
特に寒さに弱い僕にはふきっさらしは辛かった。

7) 電車と言えば最初に浮かぶのが青春18切符。
この名前をつけた人はなかなかの詩人だと思う。
なんだか訳がわからない名前ではあるけれど(18歳以上も使えるし)、なんだか旅へのわくわく感を喚起させる不思議な名前。
これを使って旅をすると、とにかく寝る(笑)。
そのうちに虚しくなって、たまらなくなって、適当な駅で降りるとそこから新しい旅が始まる。
なぜか、海に近い町が多い。
自然と海に魅かれるんだろうか。
こんな旅を海外で、それもヨーロッパなんかでできたらすごくいいだろうなと今思っている。
日本という、ただ電車があるだけじゃなく、電車に情緒や浪漫を感じられる国に生まれてよかったなと最近思う。

8) 飛行機
バックパッカーによくあるアンチ飛行機だった。
というより、単に面倒くさがりなだけ。
遠いところにある飛行場まで行き、搭乗手続きをし(その前に予約も)、荷物チャックをして…、到着しても荷物を受け取り街まで車か電車で出るという行動が大変だった。
また、着陸するときにほんの少しでも不安を感じてしまうことも事実。
そして、あの巨大な物体がものすごい力を使って空に浮き上がるところを想像すると気が重くなった。
それよりは、電車なりバスに乗っていたほうが気が楽だと思っていた。
でも、最近よく近距離の飛行機にも乗っているせいか、前よりはその一連の行為に慣れてきたように思う。
それでも、まだ電車&バス派かな。可能なら。


旅のかたちはいろいろ。
そのうち、宇宙船っていう選択肢も出てくるのかな。
ああ、旅行したい。