キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

子供に仕事の話をしよう

2012年03月02日 | Weblog
Facebookで『それなりにファザコンの娘を育てるコツ(になるかもしれない)』という記事を読んだ。
別に娘(と決まったわけじゃないけれど)をファザコンにしたいわけではないけど、世間一般に言われているような父親を別の生物と思われるほど嫌われたいわけでもない。
そんな思いからついそんな記事をクリックしてしまった(嫁曰く、絶対に読むと思ったとのこと)


その記事がいうところでは、娘をファザコンにするには、娘に仕事の話を積極的にするべしとのこと。


自らがファザコンを自認する著者によると、彼女の父親は、

「どんな仕事をしているか、今何をつくってるか、どんなことが大変でどんなことが楽しいか、そういうディティールを事あるごとに話してくれた」

そして、それが

「父親個人に対する理解というレベルとは別に、世の中に対する想像力、にもつながった」

とのこと。


なるほど。


八百屋さんや野球選手ならまだしも、特にサラリーマンなんて子供でなくたって他人からは何をしているのか分かりずらい。
父親の仕事がブラックボックスだと、子供としては家でいつも見ている父親が全てになって、父親の仕事への興味もなく、父親自身の深みもなくなってしまう。
だから、積極的に自分がどんな仕事をしていて、どんな達成感があって、どんな難しさがあるのかをよく話すべきなんだ。


でも、仕事の愚痴だけは言わないようにしよう。


そういえば、僕は母親に反発はしたが、なんとなく尊敬していた。
それは、母親の職業が教師だったからかもしれない。
教師だからえらいとかそういう理由ではなく、母親が実社会でどのようなことをしているのか具体的に想像しやすかったからだ。


という意味では、僕の今の仕事は本当にブラックボックス。
積極的に子供(娘でも息子でも)に仕事の話をしよう。