キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

あり、はえ、ごきぶり、くも、ねずみ、ねこ、いぬ、はと

2008年07月13日 | Weblog
2008年06月30日00:45

あり、はえ、ごきぶり、くも、ねずみ、ねこ、いぬ、はと…


日本から遠く離れていても、地形や気候が全く違っていても、ここにいる動物は日本と驚くほど大して変わらないっていうのが不思議だ。
ただ日本より種類が少ないだけ。


らくだとか巨大なトカゲとか、日本にはいない生き物もたまにはいるけど、それよりも日本と共通の動物のほうが多いと思う。


つまり、彼らは相当強い生き物なんだろうなぁ。


人間も相当しぶとくて、世界中にいるけど、日本人とカタール人じゃ見た目も性格も随分違う。

あり、はえ、ごきぶり、くも、ねずみ、ねこ、いぬ、はと達も随分違うんだろうか。
カタールの動物は髭もじゃで豚を食べないとか…(笑)

地面が近かった頃

2008年07月13日 | Weblog
2008年06月29日00:49

昔は体が小さかったから、どんなところでもすり抜けられて、行き止まりなんてないように見えていた世界が、体が大きくなると行き止まりばかりに見える。


同じように、小さかった頃は地面が近くて、地面に触ったり座ったりすることに抵抗がなかったのに、背が高くなるに連れてだんだん地面が遠くなって、地面に触ることが少なくなった。


だから、細いところを縫うようにして走り回ったり、どこでもペタンと座り込んで落ちているもので遊ぶ子供をみているとうれしくなる。

カタールにハリケーン

2008年07月13日 | Weblog
2008年06月19日18:26

「6月20日、カタールにハリケーンが来る!
遠い国オマーンからサウジアラビアを越えて大勢力のハリケーン!
激しい雨と暴風、時にはひょうが降るでしょう。」


そんな、ニュースが現場所員からワーカー全員にメールで送られてきたのが2日前。
それからは、みんなが興奮して
「雨だ!雨だ!」
と理由もなく動き回り、そわそわした。

折りしも、ここ3週間ほどは、例年にないくらい激しくて長い砂嵐の日々。
「この砂嵐もハリケーンの影響か!」
と、無駄にハリケーンという言葉を使いたがる傾向にある僕ら。

「雨が降っても傘を持っていないぞ!」
「いや、xxxxが部屋にあるらしいぞ!」
「マジか。この国で傘をもってるなんて狂ってる!」

みたいな会話がいろんなところで繰り返された。

そして、今日がハリケーン来襲の前日。
ネットで調べても、ニュースを見ても、そんな雲はどこにもありませーん!

新手の迷惑メールに、大規模に引っかかってしまったようだ(怒)

いい言葉

2008年07月13日 | Weblog
2008年06月12日11:10


今朝、現場を歩いていたら、遠くの方から僕を呼ぶ声がした。

振り返ると、拡声器を使って他部署の先輩が叫んでいた。

「お土産ありがとな。あれ、うまかったぞ」

日本からのお土産の饅頭のお礼、その一言を言うために遠くから叫んでくれたその言葉がいい言葉だと思った。

一時帰国

2008年07月13日 | Weblog
2008年05月24日00:14

帰国前日の昨日、オフィスでやけにそわそわしていました。
帰国前ってなぜか落ち着かないんですよね。
机の周りを片づけたり、無駄にメールを読んでみたり。

空港に行く前に、ドーハで大きなジョブ完了記念パーティーをやっていたので、ちょこっと顔を出してお客さんに挨拶して出てきた。
よく考えたら、空港で酔っ払っているのが見つかったら逮捕、罰金、厳重注意、帰国取りやめになっていたので、危なかった。

前は、飛行機に乗ると映画を観たりいろんな物食べたり忙しかったけど、今回はずっと寝続けた感じ。時差6時間を飛び越えて午前2時に寝て起きたら16時だった。胃がもたれている。起きたらもう夕方だったからか、やけにさみしい気分。

携帯に電源を入れると、3か月分の迷惑メールを消す作業に入る。残ったまともなメールなんてほとんどない…。

そんな感じで、一時帰国が始まりました~。

「手紙」、「虹の女神」

2008年07月13日 | Weblog
2008年05月18日18:41

これまでで一番ひどい砂嵐中。
じゃりじゃり。
これが終わるとカタールは夏から真夏へ変わるんでしょうか。


最近、観た映画

「手紙」
やっぱり僕は山田孝之が好きになれない。
なぜだろう。あの、暗くてはっきりしない感じが馴染めない。
沢尻エリカは、ゴージャス過ぎてあの役は辛い感じ。
でも、「手紙ってめっちゃ大切やねんで」って台詞はぐっときた。
関西弁っていいな。


「虹の女神」
上野樹里って最初あんまり好きじゃなかったけど、なかなかこういう現代の素朴な女の子の役うまいな(沢尻エリカと違って)。庶民的。
岩井俊二監修(?)のためか、すごくきれいで好きな場面が多い。
どうせなら監督をして欲しかったな。
蒼井優はうますぎ。
市原隼人は、いつのまにか大物になりつつあると思った。
最初はちっちゃかったと思ったのに。

支え

2008年07月13日 | Weblog
2008年05月12日18:37

プラントはともすれば巨大なアスレチックだ。

強い陽射しと、湿度の高い陽炎のなかで一人このアスレチックを上り下りしていると、小学生だったときの夏休みの昼下がりを思い出す。


こういう環境にいると、新しい歌というのが全く入ってこない。
外からの新しいインプットがない。
そんなときは、大好きなアーティストの曲が大きな支えになる。
何度も何度も同じ曲を聞く。

「支えてくれるもの」っていうのは、歌だけじゃなくて、いろんなことがそういうものな気がする。

砂嵐の休日

2008年07月13日 | Weblog
2008年05月02日17:26

ここ数日、砂嵐が続いている。

今日が一番強い。
雲はないのに、太陽が隠れて暗い。
霧がかかっているようだ。

この砂嵐が終わると、一気に暑くなるらしい。


最近は、一時帰国中の予定を一つずつ埋めていくのが楽しい。
カウントダウンを始めると、時が遅く過ぎるのでなるべく数えないようにしているが、つい数えてしまう。
あと、3週間。

フィギュアの魅力

2008年07月13日 | Weblog
2008年04月11日17:28

今、部屋のテレビの上に小さなガンダムの人形が乗っている。

この前日本に帰ったときに、ワーカー達へのお土産にと思って買ったガチャポンのガンダムだ。
ガチャポンってそれこそ数十年ぶりにやったけど、やればやるでわくわくして楽しかった。
それをワーカーに渡しそびれて、そのまま部屋に飾ったままだ。

テレビの上にあるから、毎日それを見る。
そうすると、不思議なものでそれを見ることが楽しくなる。
楽しいというか、愛らしいというか。

別に、かわいいものでもないし、かっこいいものでもないんだけれど、人形というもの自体が持つ魅力なんだろうか。
見ているとわくわくする。
もっと、見ていたいし、もっと欲しくなってくる。


心が寂しがっているんだろうか。。
フィギュアを集める人の気持ちが、なんかすごく分かる気がする。

もののけ姫

2008年07月13日 | Weblog
2008年04月07日18:25

中学生のとき初めて観たときは、ストーリーを追いきれなくて、ラピュタとかの方がいいやって思っていた。特に以下の点が理解できなかった。

1) 最初に出てきたカヤのところには戻らなくていいの?
2) タタリ神って何?
3) なんでジコ坊とアシタカが戦っているの?
4) なんでジコ坊とエボシが仲間になってるの?
5) なんで石火矢衆が敵に変わってるの?
6) そもそも師匠連って何?
7) シシ神は最後どうなったの?
8) 結局、最後はどうなったの?その後はどうなるの?

初めて観たときから、その後何度か観たけど、今回また観てようやく上の疑問が解けた気がする。

ずいぶん遅いけど、あんまり好きでなかったこの映画すごくいいなぁと思った。てか、最近観る映画はなんでも心に残る。

同期が卒業した

2008年07月13日 | Weblog
2008年03月30日00:41

院に進んだ同期が一斉に卒業した。
何か、そこに自分がいないのが不思議な感じだ。
4年間、ずっと一緒に過ごしてきて、入学式から卒業式はもちろん、テストや行事、試合など全部一緒にやってきた同期なのに。

同期の卒業式の日記を読んでいると、2年前の学部の卒業式を思い出す。

あの日、卒業式が終わって、陸上部の胴上げやら色紙やら記念撮影やらも終わり、なんとなく短距離のいつものメンバーになった。そのまま、本山駅近くのパスタ屋(だっけ?)に入って、なんとなく食事を済ませ、なんとなく本山の交差点まで来た。

地下鉄で帰る数人が「じゃ」って感じで別れ、本山の坂を上って、研究室やそれぞれの場所へ一人、また一人って別れていった。

卒業式のあとの別れって感じじゃなくて、あえて普通にさらっと別れているような感じだった。
大袈裟に別れると、もうずっと会えないんじゃないかっていう気持ちもあったのかも。
まあ、このメンバーに大袈裟な別れ方は全然似合わないけど。

だけど、いつもとやっぱり違う別れ方だった。
やけに静かだった。
周りは街の音でうるさいはずなのに、心の中は静かで、寂しくて、声があまり出なかった。

あれから2年たって、結局たまにみんなと会って相変わらずの付き合いをしてるけど、院生が卒業すると余計に会いづらくなるね。
地域がばらばらだ。

東京、横浜方面:3名

愛知:2名

大阪:1名

九州:1名(笑)

いつでも、「じゃっ」て感じで別れたいな。

気合のTraining course

2008年07月13日 | Weblog
2008年03月28日17:05

ある資格をとると、仕事をやりやすくなるので、講習+試験を受けることになった。
ってか、その資格をもってる人がFamily Problemとかって不可解な理由で次々と母国へ帰っていってしまったため、僕も資格をとらないと仕事が進まない状況。
日本人がやるような仕事じゃないと思うんだけどな。


その講習風景。


60人くらい詰め込まされた、小学校くらいの教室。
その殆どがノートも筆記具も持っていない。
僕と先輩の日本人2人だけがメモをとる準備をしている。
こいつら講習の内容をどうやって覚えるんだろうと思っていたら、あとで分かった。


講師はお客から派遣されたおじいさん。
妙なハイテンションというか気合が入っているというか、どっかで見たようながっつき方。
あ、そうか。
宗教団体の教祖様の演説のノリだ。


教祖「いいか!CertificationといえばExcavationとConfind Spaceだ!
Certificateは??」

受講者「ExcavationとConfind Space!!」

教祖「そうだ!もう一度!Certificationといえば??」


・・・・(中略)・・・・


教祖「さて、Hot work permit で許可されるO2の濃度は?」

60人の受講者が口々に
「10%! 10%!」

「0%!」

「50%!!」

「100%!100%!」

教祖「違う!20.6%だ! O2濃度は・・・」

受講者「20.6%!!」

・・・・・・・


ってな感じで、延々3時間も講習が続いた(途中休憩あり)。
日本人スタイルの、基本的に講師が話し続け、質問や答えを言うときは手を挙げて答える形式しか知らない僕は、これが宗教演説と熱烈な信者に見えておかしかった。


でも、人口の多い地域で周りより突出するにはこれくらいがんがん主張していかないとだめなんだろうか。
たとえ、答えが間違っていても、思ったことをとにかく発言する、というやりかたは結構いいのかもしれない。
それで、これだけ講習中に叫んでいればノートをとらなくても直後のテストくらいまでは覚えているのだろう。
声を出す勉強方は日本人の苦手なところかも。


3時間後、教祖様の喉がずいぶん枯れてきた頃、試験を行うため別室へ移動。
別室へ移動と聞いただけで、60人の受講者が一斉に部屋の出口へなだれ込んだ。
なぜ?
他人を押しのけて、突き飛ばしてまで我先にと試験会場へ!っていう心理もよく分からない。


試験は4択方式なんだけど、ここでも教祖様が叫ぶ。

教祖「いいか、解答用紙には名前とポジションだけを書けよ!
   俺はそれ以外欲しくないんだ!
   解答用紙に書くのはなんだ?」

信者たち「名前とポジション!」

教祖「そうだ!あとは、解答欄にチェックマークを入れろ!一問に一つだけだぞ!チェックマークだけだ。説明や言い訳の文章なんか書いてもだめだぞ!俺が欲しいのはお前らのチェックマークだけだ!」


マーク方式の回答説明にこれだけ時間を使ったのは始めてみた。


ところで、肝心の試験は、なめていたとは言わないけれど…以下省略(泣)

試験結果は、数日後。

ゴキブリ

2008年07月13日 | Weblog
2008年03月22日20:12

日中50℃を越える、殆ど雨が降らないカタールにもゴキブリはいる。
なんという生命力!
人間なんかよりよっぽど。
彼らに生活不可能な場所なんてないんじゃないか。

でも、考えてみたら人間が生きれてゴキブリが生きられない場所もある。
極寒の地や空気の薄い高山、はたまた宇宙。
そう考えてみたら、人間のほうが生命力あるんだな。

でも、僕たち人間は知っている。
人間のもろさを。
もう一度、世界大戦が起これば地球は人間が住めないような環境になってしまうかもしれないと。
人口増殖、温暖化、エネルギー枯渇、食糧不足、ウィルス…
何かひとつ間違えばあっという間に人間は滅んでしまうんじゃないかって。

ゴキブリたちも常に感じているんだろうか。
生命力が並外れて強いように見えるゴキブリたちも、自分たちのもろさを。

ボーリングとお酒

2008年07月13日 | Weblog
2008年03月21日18:58

カタールで唯一(?)のボーリング場でボーリング大会をやった。

どんなボーリング場かと思ったら、中東独特の石造りで真っ白で声が響くつくりの建物の中に、日本と同じような最新のボーリング場が入っていて笑った。

こっちでは、スポーツイベントが少ないので、こういうときに楽しく運動をするしかない。結果は、ターキーとかとって、でも肝心なところではずして145。年配の方たちには到底及びません。

ボーリングの後はどこかのホテルでお酒を飲みながら反省会をと予定していた。カタールは禁酒国だけど、高級ホテルでは特例でお酒が飲めるんです。

ところが、今日はモハメドの誕生日らしい。モハメドとは、ムハンマドであり、イスラム教の預言者だよね。だから、今日は全てのバーが閉まっているんだと。2つのホテルを試したけど全てだめ。

聞くところによると、ムハンマドは別に禁酒しろとは言っていないらしい。節操をわきまえろとか、そんなことを言ったのかな?とにかく、ムハンマドの誕生日にお酒が飲めないのは、なんとも寂しいものだ。

代わりに、ドーハに住んでいる女性の先輩の家にみんなでお邪魔して夜遅くまでお酒を飲ませてもらいました。
やっぱりスポーツした日っていうのは楽しいですね。

後部座席のシートベルト

2008年07月13日 | Weblog
2008年03月20日18:35

車の後部座席に座るときって、なぜかシートベルトをしめない。
運転席や助手席はしめるのに、なぜか後部座席はしめない。

それが、こちらに来てからは後部座席でもシートベルトをしめるのが当たり前になった。なぜなのかはわからない。

同じように、アメリカやヨーロッパでも運転手にシートベルトをしめてくれと言われることがある。なぜなのかはわからない。

それぞれの文化や習慣、交通ルールの違いなんだろうけど、どうせなら危険な日本の文化より、安全なシートベルトをしめる文化の方がいいと思う。