オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

センダンは双葉より芳し

2009年01月15日 | 植物
この木がセンダンです。

英名でビィードツリー(じゅず玉の木)と呼ばれるように、
実がたくさん付いています。(今の時期はこんな姿です)

ですが、この故事でいわれているセンダンは、
香木として有名な熱帯アジア原産のビャクダンのことなんです。

昨年暮れに、耐震診断で訪問したお宅にもセンダンがあったのですが、
植木好きのご主人で、帰り際いろいろと庭の植木の話になりました。
するとご主人、センダンを指しながら、
「センダンは双葉より芳し、と言って花はいい香りがするんだ~」
と・・・70歳を過ぎている植木好きのご主人に、
このことわざのセンダンは別のセンダンですよ・・・なんて、
言えるわけありません。
ごめんなさい。言ってあげたほうが良かったのでしょか?

この故事のたとえですが、
ビャクダンは芽生えたばかりのころから高い香りを放つため、
後に大成するような人は、子供の時から他の人とは違った優れた面を
持ち合わせている、という意味です。

確かにこの意味からも、故事のセンダンが、
芳しいのは花で無いことがわかりますね。

勘違いしたセンダン、香りのある可愛らしい花です(撮影は6月です)


物件調査の合間、かなり大きなセンダンを見つけました。
9月でしたが、この木陰の駐車場、夏は大変ありがたいですね。

普通のセンダンはかなり大きくなるため、
今の住宅事情では小さな庭には向きませんが、
品種改良された、「一才センダン」は大きくならず鉢植えにもできます。
幼木でも香りの良い花が咲き、花は長く楽しめます。


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