オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

高知県立牧野植物園

2019年01月26日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
今朝は、再放送だったNHKの「歴史秘話ヒストリア」を見た。タイトルは「牧野富太郎 夢の植物図鑑」
昨年7月に、高知県にある牧野植物園に行ったばかりだったので大変興味深く番組を見ました。

土佐の植物少年だった牧野富太郎。その情熱はさめることなく、28歳の若さで日本の植物学会のトップに。番組でも少し植物園が紹介されました。

牧野植物園の園内マップです。


女性建築士の全国大会で出かけた高知県。
運悪く台風の直撃に合い、楽しみしていた牧野植物園見学が休館となってしまい予定変更となりました。諦めきれず・・・3日目の隈研吾ツアーの後に寄りましたが、時間がなく、ゆっくりみることができず駆け足での見学でした。

敷地面積は約6haもあるんですが、滞在時間は約1時間ほど、無念さで紹介していませんでした。この番組をきっかけに、雨で写真はあまりとれませんでしたが何カットか紹介します。


こちらが正門になります。





園内には、牧野富太郎記念館本館と、回廊を渡った奥に展示館があります。内藤廣氏設計で、景観に配慮し数々の賞を受賞しています。建物は内藤廣氏のHPでご覧ください。

どんな立地にある植物園か、写真でスケールの大きさがわかります。
(内藤廣氏のHPよりお借りしました)


中央に写るのが、建物本館と展示館です。


本館と展示館は、このような回廊に。



施設全体のなかで、南エリアにある温室と50周年記念庭園。




館内にあった、自宅の再現部屋。



牧野富太郎は、1500種以上の新種に学名をつけ、日本植物学の父と呼ばれる人です。番組で知ったことですが、夫の仕事に対する妻の敬意の素晴らしさ。

研究のためにカネに糸目をつけず、買った本は5万冊以上。借金苦で引っ越すこと30回、お金の取り立ての対応は、もっぱら妻。貧乏にも文句も言わず、子供たちとともに標本づくりの作業をし、富太郎の夢を支えた妻。

奥様は54歳で亡くなりましたが、昭和32年、富太郎は94歳でなくなるまで、最後まで植物への情熱を燃や続けました。

翌年(昭和33年)に牧野植物園が開園したようです。季節のよい時にゆっくりもう一度行きたいです。植物好きには、おすすめの場所です!


高知県立牧野植物園

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