オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

ギンナン

2008年11月27日 | 植物
落ち葉舞うころとなりました 

寒くなってくるのはいやですが、
植物好きの私にとっては、
四季があることで植物の変化を楽しめるのは大変うれしいです。

この時期、黄葉を代表する木といえばやはりイチョウです。
ひたちなか市の昭和通りに街路樹としても植えられています。
実は、ひたちなか市の木がイチョウであることはご存知でしょうか?

イチョウは雌雄異株の木です。
いわゆる「ギンナン」がなるのが、雌の木になるわけです。


街路樹として植えられるのは、ほとんどが雄の木です。
なぜかといえば、ギンナン拾いをした方は想像がつくと思いますが、
落下したギンナンは柔らかい果肉がついた状態で、臭いも大変強烈です。

これらが道路に落ちては、スリップ事故にもなり、
タイヤに踏まれたギンナンで黄葉を楽しむどころか、
悪臭に悩まされることにも・・・
また、樹形も雌の木に比べ雄の木のほうが良いとのことです。
雌の木は樹形が乱れる為、剪定の手間がかかるようです。
このようなことから、街路樹には雄の木が使われるわけです。

時々ぽつんと1本だけなのに、実をつけているのを見かけます。
当然実がなるには雄の木の花粉による受粉が必要です。
イチョウは風による受粉で、
1km程度離れた場所からでも風に乗って飛んでくるといわれています。
そのため、このような場合、
実をつける年とあまりつけない年などバラツキがでます。

上の写真ではたくさん実をつけていますが、
この木の回りには大きな雄の木が数本ありました。
そのためこんなにたくさん実をつけているのでしょう。

公園などで拾って、旬の食材のギンナンをお楽しみください
個人的にはシンプルな焼きギンナンを塩少々でたべるのと、
中華料理のギンナンが好きです。
タダとはいえ、ギンナンは食べ好きに注意を要します。
(おつまみ程度はもちろん大丈夫ですが、子供たちは注意を)

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