アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イヌタデ - 安城市田の畦

2018-08-30 17:51:15 | みんなの花図鑑

イヌタデ は「赤まんま」 のことだけど、
その 赤まんまが 花が咲いて いま 白米・白まんま に化している。



「蓼食う虫も 好き好き」の 蓼 は ヤナギタデ のことだという。



私たちの学生時代には 英文法のテキストに
There's no accounting for taste.
というセンテンスがあって この訳に 「蓼食う虫も...」が 当てられていた。



いま「蓼食う虫も好き好き」を英訳させると
Tastes differ.
が 主な訳語 となっている。
ふ~~ん、な・る・ほ・ど (´v_v`)



Google 英語で 逐語訳させると、
  Knotweed eat insects matter of taste.
と出てくる。
この knotweed というのが 蓼 のことだ。
このばあいの knotweed は ヤナギタデ を指すのであろう。



Japanese knotweed
という名の植物がある。イヌタデをそう呼ぶのかと思ったら、
イタドリ をそう呼ぶのだそうだ。



アポイギキョウ - 幸田憩の農園

2018-08-30 08:12:52 | みんなの花図鑑

アポイギキョウとはキキョウの矮性種の総称のようです。
なので、花は(とくに 花弁の模様は )キキョウとみかけ同じです。



上の写真の 左手奥の花 ↓

キキョウの花は 雄性先熟だそうで、
雄しべが花粉を放出した後、雌しべの活動期を迎えるとあります。
そうすると、写真↑の花は どういう時期にあるんでしょうか?
雌しべの花柱の壁には 花粉がいっぱい付いているようです。


一枚目の写真の 右手前の花 ↓

この花のほうは 雌しべの頭が割れだしたので、
これから 雌性期を迎える時期のようです。

ところが、実際の 雌しべ活動期はもっと後で、
その時期には 花柱の壁はすべて 剥がれ落ちてしまうという記事があります。
自家受粉を避けるために 雄性期、雌性期があるのなら、
雄しべが 雌しべの壁に 花粉をこすり付ける動作は
非常にきわどい企画だと思うのですが、
ほんとのところは どういう原理なんでしょう??