アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

フウセントウワタ - 岡崎平野

2018-08-06 17:50:44 | みんなの花図鑑

毎回 意外に思うのだけど、風船唐綿 は ガガイモ科。



深く5つに裂けた 羽根付つきの羽根のようなかたちをした白い花冠。



花の中心には、雄しべと雌しべが組み合わさった 蕊柱(ずいちゅう) がある。



蕊柱のてっぺん(柱冠)は五角形で・・・



5辺に褐色の膜状の葯 ・・・



その外側には赤紫に色づいた「袋」(「副花冠」と呼ぶ) があって蜜をたたえている。



花が終わると、子房の突起が長く伸び、子房壁の中層(中果皮)に空洞ができる。

オオニシキソウ - 岡崎平野

2018-08-06 13:14:47 | みんなの花図鑑

左手をのばして 花の下の茎を 指でそっと摘まむ。



右手に持ったカメラを 伸ばした左の腕に載せる。



エクステンションチューブを2つ重ねてると
オートフォーカスは つらい。



ところで、これくらい拡大したら、花の構造がよく分かるかと思ったが、
返って分からなくなってきた (T△T)
まず、トウダイグサ科特有の 「杯状花序」
めしべのみ,あるいはおしべのみに退化した何個かの花が,包葉の内部に包まれていて,花序全体が一個の花のようにみえる。トウダイグサ科 (ポインセチアなど) に特有な花序である。
(ブリタニカ百科の説明)



杯状花序が分かったとしても、
中の構造は ちょっとや そっとでは 理解できません。
以下、HAYASHI-NO-KO さんの記事からの引用ですが、
引用した私も まだ理解できてません。
「杯状花序、花序には雌花1個と複数の雄花が杯(苞葉が変化したもの)の中についている。
雌花はめしべ1個、雄花はおしべ1個。
雌性先熟、雌花が腺体の隙間から杯の外に突き出し6個の花柱を伸ばす。
受粉が完了すると花柱先端が閉じて、成長した子房が倒れて杯の横に出る。
続いて雄花がつきだして花粉を出した後、脱落する。」
オオニシキソウ2
図解写真が とても参考になります。

アオツヅラフジ - 岡崎平野

2018-08-06 11:54:22 | みんなの花図鑑

秋に おいしそうなブドウ状の実をつける アオツヅラフジ。
(始めに言っとくけど、食べられないからね)



アオツヅラフジ って 雌雄異株なんだって?!
すると この花は (そばで 若い果実を付けてるから)雌花。
このツルは 雌蔓?!



花の中には 雌しべが6個あるという。
☆型のアンテナのような部分が 6個の柱頭。
その下の 緑色の袋が6室ある 子房。
うまく受粉が成功すると、6個の果実をもった房ができる。
一枚目の手前の果実は 一つだけしか受粉しなかったんだろう。