アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ショウジョウソウ - 岡崎平野

2018-08-12 10:04:31 | みんなの花図鑑

オオニシキソウとか コニシキソウとか
野の花を 観察しているのだが、
杯状花序 とか難しい構造(用語もむつかしい)が
出てきて、クローズアップにしてじっくり見ないと
何が何だか サッパリ です。
ニシキソウの仲間は あまりに 小さい (´v_v`)
それで 同じ トウダイグサ科の ショウジョウソウ に目をつける。
これなら 一つひとつの器官が だいぶ大きいので、
写真に撮りやすい )^o^(



花が果実になっていく順番に 写真を撮れると
もっと良いのだが、 とりあえず 目につくところから。
手前に ポロンと飛び出してぶら下がっているのが 子房 です。
(子房の頭 写真では 下側 に出ているのが柱頭)



子房のぶら下がっている本体側の花序から 出ているのが 雄しべ。
(雄しべの頭には 二股に黄色い葯がついています)



雄しべの横に (上から見ると 分厚いくちびる のかたちをした)付属体は
腺体で このなかに 蜜が詰まっています。



とりあえず、典型的な 3つの器官、この写真でおさらい。



腺体にアリが蜜を舐めに来ています。


ヨウシュヤマゴボウ - 愛知県安城市

2018-08-12 07:55:33 | みんなの花図鑑

ヨウシュヤマゴボウ、所属は ヤマゴボウ科。



花弁に見える萼片は 5個。
花弁はないのだから 花被片と呼べばいいような気がするが、
詳しいことは 不勉強で分からない。



雄しべは 10個。



雌しべの子房は いちおう一個だが、中は 10室に分かれている。
柱頭も 10個に 分かれている?
・・・でいいのかな?



秋には 真っ黒に熟し、ブドウのように見える。
食べれません
(食べても何ともないと、食べて見せた植物学者もいるようですが、
あまりおいしそうに見えないので、私は食べていません。)