アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キバナカタクリ - 善住禅寺(豊川市)

2019-04-11 21:45:42 | みんなの花図鑑

善住禅寺の裏庭・摩訶苑のいちばんの呼び物は キバナカタクリ です。
毎年、善住禅寺裏山の自生ミツバツツジが目的で行くのですが、このキバナカタクリの観察も 楽しみの一つになっています。




各地のカタクリというと、当然のように群生地ですが、ここ摩訶苑のキバナカタクリは 数えるほどしか株がありません。それどころか、この日 開花していたのは 写真の 一輪だけという 希少さ。





モデル撮影会のように、あちらからこちらから、同じ一輪のモデルを撮りまくります。
中に、バッタの赤ちゃんが写っているのを気がつかれましたか?
私は 写真を整理していて 気がつきました (T△T)




ユリ科です。らしく、おしべ、めしべの大きいこと。




キバナカタクリを検索すると、アメリカやカナダの山地に自生するカタクリだとか、 在来のカタクリより大きいとか、出てくるが、ここ摩訶苑のキバナカタクリは 在来のカタクリの花の色を 淡い黄色にしただけの、その様子は 在来カタクリ そのものだ。




リキュウバイ - 善住禅寺(豊川市)

2019-04-11 17:33:38 | みんなの花図鑑

善住禅寺の境内や裏庭のリキュウバイが今見頃です。




リキュウバイは サクラのあとだと思ってたのですが、愛知県三河地方は ことしは サクラが遅くて、今 各地のサクラが陽の光を受けて 白く輝いています。





これは 善住禅寺裏庭の 摩訶苑のリキュウバイですが、咲き終わった花もあります。




どの花も、花びらが 目いっぱい(180°)開いていますよね。




遠くから見ると、シデコブシが咲いてるようにも見えます(実際は シデコブシのほうがずっと大きいし、シデコブシはこのように 葉と一緒に展開しませんが)




摩訶苑内の 別の リキュウバイです。(下に咲いているのが、コバノミツバツツジです)




イロハモミジ - 善住禅寺(豊川市)

2019-04-11 17:20:07 | みんなの花図鑑
豊川市萩の富士神社と善住禅寺の裏山一帯に自生するコバノミツバツツジを見に行ってきました。
善住禅寺の裏庭は 摩訶苑といって、日本庭園があります。
そこで撮った植物をすこしだけ。

イロハモミジのつぼみです。




新緑のモミジ葉と 真っ赤なつぼみが好対照です。




一部 花が開いているのもあります。イロハモミジは ひとつの花で 雄性期と雌性期と、咲き分けます。画像中の開いている花は 雄しべが見えますから、いま 雄性期でしょうか。




同じ個体ですが、この画像の鼻先に写ってる花は 柱頭が2つに割れて 雌花のように見えます。
「雌花にも雄しべがあるが、雄花の雄しべと比べて葯が小さくて色が薄く、裂開しないまま終わる。」(福原のページ「モミジ・カエデ(カエデ科|ムクロジ科)」)