アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トウカエデ '花散里' ‐ へきなんたんトピア

2019-04-28 09:08:50 | みんなの花図鑑

たくさんのチョウ(蝶)が枝にとまったようにみえます。





近寄ってみると、トウカエデみたいに 3つの別れた葉をしています。





一番下の写真のような 木肌をしています。これは カエデ科特有の木肌ですね?





そう言って、このきなんのき掲示板に質問したら、5分と立たないうちに トウカエデの 「ハナチルサト(花散里)」では、と答えが返ってきました。異例の早さです (^^ゞ





「春に、花里のような幻想的な風景を織りなす、話題のトウカエデ改良品種です。芽出しの頃、花びらに見まごうほどの繊細な薄葉は薄ピンクから白黄色。その葉が、夏には光沢のある暗緑色となり、秋は、赤、橙、紫紅色と彩り豊かな紅葉に。季節をめぐって幾重にも楽しめる強健種なので、庭木に最適です。」(園芸ネット通販カタログより)



モミジバフウ - 安城デンパーク

2019-04-28 08:04:09 | みんなの花図鑑

モミジバフウの花について 以前、とても素朴な間違いをしていたことに気づきましたので、ここで訂正しておきます。





モミジバフウは雌雄異花で、写真に写っているのは 雄花です。上向きに、房状に鈴がなっているようです。





いっぽう、新葉の緑と同じ色をしていて分かりにくいのですが、中央付近に 単独で下向きに垂れているのが モミジバフウの雌花です。受粉するとこれがあの イガイガの果実になるわけです。





さて、何を勘違いしていたかというと、地面にいっぱい落ちている この花のことです。




地面にいっぱい転がっているのは、雄花なのです。どの記事だったか忘れましたが、これが落ちずに枝についていれば、その数だけの果実が生ったのに!なんて感想をコメントしたことがありますが、樹の果実によくあるように、地面に落ちている花は 役目を終えた雄花なんですね。ヤナギ、シイ、クヌギ・・・いま木の下に行くと 多くの雄花が地面を敷き詰めています。