アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハナノキ(雌花)‐ 柳川瀬公園(豊田市)

2019-04-07 00:34:29 | みんなの花図鑑

北野廃寺で ハナノキの雄花を見たので、ひょっとして、と思い、近くの 柳川瀬公園のハナノキを見に行ってみました。
ところが、時すでに遅し。。。雌花ではなく、翼果になっていました。




受粉して あっという間に 果実になっちゃうようです。




この翼果、いかにも カエデ科の果実といった風情です。




萎びた雌蕊の名残が突き出ている姿は、まだへその緒の付いた赤ちゃんのイメージでしょうか。
(ハナノキ(柏の葉公園再び・6)ー 妖精からの贈り物)




夕方5時ごろの撮影なので、黑っぽいですが、実際は 木全体が赤くなっています。



ハナノキ - 北野廃寺(岡崎市)

2019-04-07 00:23:23 | みんなの花図鑑

ハナノキは カエデ科の木で、長野・愛知・岐阜県のみに自生する日本固有種。
日本固有種で東海丘陵要素の樹木です。




木全体が赤く染まっています。
ハナノキは雌雄異株で、咲いているのは 雄花なので、この木は 雄株です。




葉の展開前に 紅色の花を開花します。




雄花の花弁は0~5個、萼は5個
雄しべは、5~6個
(気ままに自然観察)




花期は3~4月。地面に 花がいっぱい落ちていました。