アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エノキ - 北野廃寺(岡崎市)

2019-04-09 20:21:48 | みんなの花図鑑

これは、前日、北野廃寺の五重塔跡から撮った エノキの雄花。




このときは 雌花がどこにあるか、知らなかったので、探しもせず、ただ 雄花ばかり撮っている。




雄花は おしべが4本だけ。シンプルそのもの。




この写真の 右手の雄花は おしべが5本あるように見えるが、目の錯覚か?




雄しべの先の 弾けた葯が しわくちゃになって見える。



エノキ - 堀内公園(安城市)

2019-04-09 19:56:43 | みんなの花図鑑

手の届くところに 花のついたエノキがあったので、再挑戦。




この十字型の先に くちゃっと潰れたかたまりみたいなのを付けているのが、雄花。




雄しべの葯は 展開するとすく弾けて、花粉を放出するので、潰れた格好をしているらしい。




すこし 雄花を拡大して見る。




写真を撮っているときは気がつかなかったのだが、枝先の葉と一緒に 雌花が写っていた!
十字形のおしべは退化して小さく、中央から めしべ(子房と2つに分かれた柱頭)が展開している。
前回、掲示板に質問した時、雌花は 枝先に、雄花は枝元につく、と教わったが、たしかに そういう位置にある。
だが、この画像では、雌花は小さい。今度行って、もっと大写しで観察してみよう。




ケヤキ - 堀内公園(安城市)

2019-04-09 17:58:52 | みんなの花図鑑

その気になって、樹の花をさがすと、けっこうある。
ケヤキは 高さ30mを越えることもある落葉性の高木。花までマクロレンズが届かない(T_T)




だが堀内公園にはたくさんのケヤキがあり、日陰を作っている。
ようやく手の届く位置にある枝を見つけた。




ケヤキの花は、葉の展開と同時(4月)に開く。雌雄同株であり、どこかに雌花が咲いているはずであったが、見つけることができなかった。樹高の高い樹木は厄介である。(植物雑学事典「ケヤキ」3.花)




雄花は4~5裂する赤い花被の中に4~6コの雄しべがある。おしべの先端にある葯は2つの袋からなっており、これが大きく裂開して一挙に花粉を放出しているように見える。(同上)




カロライナジャスミン - 堀内公園(安城市)

2019-04-09 17:25:16 | みんなの花図鑑

ジャスミンと名がついているが、ジャスミンの仲間ではない。
白い良い香りのするジャスミンのほうは モクセイ科ソケイ属。
カロライナジャスミンは ゲルセミウム科またはマチン科ゲルセミウム属の常緑つる性低木。




サウスカロライナ州の州花になっている。(wiki)




葉や茎、花などすべてに毒性があります。




カロライナジャスミンは植物の中でもかなり強い毒性を持っています。 少し口にしただけで死亡してしまうほどの猛毒ではないものの、万が一口にしてしまった場合は、体に様々な中毒症状があらわれるので注意が必要です。(暮らし〜の > ガーデニング > カロライナジャスミンの育て方と花言葉!)




ソケイ属のジャスミンと同じで、つぼみが可愛い。




シナサワグルミ - 堀内公園(安城市)

2019-04-09 08:48:15 | みんなの花図鑑

堀内公園の池の畔に植えてある「シナサワグルミ」です。
樹名板には 「サワグルミ」となってますが、これはあきらかに 「シナ」サワグルミ です。
理由は 写真のように、葉と葉の間の枝に翼が付いているからです。




これは 雌花です。雄花より小さいですが、柱頭が赤いので展開しているときは よく目立ちます。




めしべが どんなふうになってるのか、拡大して見ました。
が、よく分かりません (T_T)




元の位置に戻って...
雌花より下にあり 長いほうが 雄花です。




赤い部分は 花粉の入った葯でしょうか。





拡大してみました。




葯が割れて 花粉を出しています。





花粉を放出すると、黑ゴマのようになります。




アオキ(雌花)‐ 堀内公園(安城市)

2019-04-09 07:49:06 | みんなの花図鑑

直前の投稿「トサミズキ」はマンサク科。
このアオキは ミズキ科。
このアオキは 葉が斑入りだ。




公園内をぐるっと回って、雨が降ってきたのでもう帰ろうとして、このアオキの花が目に入った。
おー、探していた 雌花だー )^o^(





しかも、つぼみと開いたのとあり、開花の過程がよく分かる。




暗いので、ISO800に上げて、レンズ周りのLEDを点灯するも、トーンが単調になり、同じような写真しか撮れませんでしたが... (T_T)




学名:Aucuba japonica

最近撮った アオキの雄花は こちら







トサミズキ - 堀内公園(安城市)

2019-04-09 07:34:52 | みんなの花図鑑

樹の花を求めて、堀内公園へ。
トサミズキのばあいは、花後の若葉。




葉の展開時には、葉柄の基部に赤みを帯びた托葉がある。(デジタル植物写真集「トサミズキ」)




実はこのトサミズキ、かんちがいで「マンサク」の樹名板が掲げられていた。管理会社の人に修正を要望したら、「マンサク科のトサミズキ」に修正しますとの返事。今日行ったら、ちゃんとそうなっていた \(^o^)/




花が終わると、出てくるこの赤い托葉のほうに目がいって、花のあとの果実を見たことがない (T_T)




最後の? 花序。このあとの果実を、毎年、見過ごしてしまう。