私のブログでは 初めての登場だと思います。撮影地は これも 於大公園は正しくなく、その近くの休耕地。
名前が分からなく、掲示板に 「オオイヌノフグリといっしょに咲いていました。花の大きさは オオイヌノフグリの 5分の1 くらいです」と質問したのですが、まさか 「タチイヌノフグリ」という答えが返ってくるとは思いもしませんでした。
wiki にいわく、「オオイヌノフグリに似ているが、茎が直立しており、和名の由来となっている。花が小さい上に、開花している時間が短いために目立たない。」
ちなみに オオイヌノフグリ は 「オオイヌの」ふぐり ではなく、オオ「イヌノフグリ」です。
雌しべは1個、雄しべは2個ある。(松江の花図鑑)
そこも オオイヌノフグリといっしょだ。
撮影地は於大公園、というのは正しくなく、ほんとは 於大公園近くの休耕地(畑)。
カラスノエンドウと同じく マメ科ソラマメ属。
カラスノエンドウに比べると、小さく地味なので、カラスノエンドウほどには認知度がない。
2年前、この花を撮っていたら、散歩途中の同年くらいの方が「何とっとるだん?」(←三河弁で「何を撮ってるのですか」)と聞いてきたので、名前を教えてあげたところ、ひどく感心されたことがある。私も うまい命名だと 時々思う。
カラスノエンドウと一緒に キュウリグサが生えていた。
キュウリグサはムラサキ科。同じ科の ワスレナグサにそっくりの花。
花冠は水色、深く5裂し平開する。
特徴的な 中心部の黄色い輪ですが、これは 副花冠と呼ばれ 「各花冠裂片基部に黄色い突出部(鱗片)が1個ずつあり、全体で丸い副花冠を形成する。」
雄しべは5個。雌しべは1個。果実は4分果。
お寺で咲いていたので、テッセンとばかり思ってましたが、帰ってから 少し検索したら、花被片がテッセンは6枚で、それが8枚あるものは カザグルマ(風車)というらしいです。
テッセン(鉄仙) も カザグルマ も キンポウゲ科の センニンソウ属のつる性植物。
カザグルマは 「本州、四国、九州北部、東アジアに分布し、おもに林縁に生える。」(wiki)
花びらのように見えるのは萼片で8枚ある。(みんなの花図鑑)
花は上向きに咲き、紫色のたくさんの雄しべに特徴がある。(同上)
花被片に関しては、こんな意見もある
「いまだに、花被片(花びらやガクのこと)が8枚のものがカザグルマ、6枚のものがテッセンなどと書かれている園芸書や植物図鑑がありますが、それは間違いです。」(クレマチスWorld(バラもちょっと^^))
いまや絶滅危惧生物となってしまった野生のカザグルマ(Clematis patens)にはいろいろなタイプのものがあって、花被片が8枚の個体が多いものの自生する地方によって花被片が6枚のものから100枚以上に及ぶ八重咲きのものまで様々なものがあります。(同上ブログより)
四季咲き性のものもあって、夏に咲いた花は多くの場合花被片が6枚です。一方、中国原産のテッセン(Clematis florida)は、普通6枚の黄緑色の花被片を持ちます。(同上)
カザグルマとテッセンは、形質上非常に大きな違いがあって、なかでも最も解りやすい違いは、カザグルマの葉が普通ハート型の三つの葉に分かれる三出複葉(中略)なのに対してテッセンの葉はヨモギやセリの葉のように細かく切れ込みの入った複雑な構造になっているということです。(同上)
薬草園のオダマキ。
花の中央にはたくさんの雄しべと5本の雌しべがある。
青紫色をして外側から巻き込んでいるのは萼片で、5枚ある。
花冠のつけ根が後ろに飛び出たものを距といい、属名の Aquilegia は、曲がった距がワシの距に似ていることに由来するといいます。
最接近した画像からお見せします^^
タイトルを見ずに、これ 何だか 分かりますかぁ( ^)o(^ )
全体です。でも 近すぎる~~
さらに 引いてみます。ぶら下がっています。
枝のいちばん先にぶら下がってる スズカケノキの雌花でした。
スズカケノキは 総称で、よくプラタナスと呼んでいる木のことです。
「日本で見かけるプラタナスは、本種よりもモミジバスズカケノキであることが多い(後述)。」
「日本では街路樹として、モミジバスズカケノキ が多く使われる。モミジバスズカケノキは、スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種である。」
(以上、wiki「スズカケノキ」より)
スズカケノキは 雌雄同株の雌雄異花で、これは 雄花が花粉を放出し終わった後です。