ダム周回道路の林縁に、このような花が咲いてるツル植物がありました。
花は 緑がかった黄金色で、花だけ大写しにすると すばらしく豪華な花に見えます。
全体は こんなつる性植物で、つるは ツヅラフジのような伸び方をしています。
検索しても名前が分からなかったので、掲示板に質問して、いつもの方に 「サルトリイバラ」と教えてもらいました。
サルトリイバラの花は 雌雄異株。
写真の花は 雄花です。
葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。花被片は6個、長さ約4mmの長楕円形で、上部はそり返る。雄花の雄しべは6個。(松江の花図鑑)
地下には塊状の地下茎があり、これから地上茎を伸ばしてくるのであるが、地上茎の寿命は短く、数年で枯れてしまう。したがって、1年で光を十分得ることができる高さにまで到達できない状況になると、生育できない。(植物雑学事典)
葉の表面は光沢があり、西日本では柏餅のカシワの代用とする。(同上)