アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

サルトリイバラ - 前山ダム(常滑市)

2019-04-14 20:55:52 | みんなの花図鑑

ダム周回道路の林縁に、このような花が咲いてるツル植物がありました。
花は 緑がかった黄金色で、花だけ大写しにすると すばらしく豪華な花に見えます。




全体は こんなつる性植物で、つるは ツヅラフジのような伸び方をしています。




検索しても名前が分からなかったので、掲示板に質問して、いつもの方に 「サルトリイバラ」と教えてもらいました。





サルトリイバラの花は 雌雄異株。
写真の花は 雄花です。




葉の展開と同時に葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。花被片は6個、長さ約4mmの長楕円形で、上部はそり返る。雄花の雄しべは6個。(松江の花図鑑)




地下には塊状の地下茎があり、これから地上茎を伸ばしてくるのであるが、地上茎の寿命は短く、数年で枯れてしまう。したがって、1年で光を十分得ることができる高さにまで到達できない状況になると、生育できない。(植物雑学事典)




葉の表面は光沢があり、西日本では柏餅のカシワの代用とする。(同上)




コバノミツバツツジ - 豊川市萩

2019-04-14 08:03:58 | みんなの花図鑑

豊川市萩の 冨士神社・善住禅寺周辺に自生しているコバノミツバツツジです。
4月11日に訪れたのですが、まだ少し早かったようです。




ツツジのトンネル。




今年は 周囲の若葉がとても目立ちました。





1本のめしべの回りに10本のおしべがある。花粉は細い糸でつながっており、訪れる昆虫の体に付着しやすい構造となっている。(植物雑学事典「コバノミツバツツジ」)




コバノミツバツツジは、時としてヤマツツジと区別しにくいことがある。葉裏の明瞭な網目模様を記憶しておくと区別が簡単である。(同上)