
愛知県緑化センターの樹木散歩、まだいくつかありますが、このツル植物を忘れそうなので、重要度の順に、先、出しちゃっときます。これも写真撮ってるときは「テイカカズラ」だろうと踏んでいたんですが、近くで観察して見ると そうではありませんでした。(後述)

これは別のところで 高い木に巻き付いていた テイカカズラ (または ケテイカカズラ)です。

コンデジの望遠で、近づいても この程度。

これは 一枚目の写真と同じ花で、竹垣に巻き付いていた、眼の高さに花があるものです。
テイカカズラか ケテイカカズラか 見分けるには これくらい近くで、横からみないと分かりません。
どこを見るかというと、花筒をみるのです。花筒は、花弁に近いほうが寄木細工のように太くなっていて、枝に近いほうが細くなっています。
テイカカズラのばあいは 花筒の2つのパーツの長さが だいたい同じなのです。ところが、ケテイカカズラは 写真のように、細い部分が短く 一見して寸胴なのです。
他には、テイカカズラの花柄には 毛があまりない;ケテイカカズラの花柄には 毛が多い(だから 「ケ」テイカカズラ)。などの区別点も あります。
いずれも花が咲いているとき、近くに寄って横から観察しないと分かりません。
そういうわけで、望遠で撮った遠くの花のほうは テイカカズラか ケテイカカズラか、分かりません。