アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハルシャギク - 安城市EB

2019-06-20 23:34:54 | みんなの花図鑑
町内子供会の花壇にて。

ハルシャギク(波斯菊、学名: Coreopsis tinctoria)は、キク科ハルシャギク属の一年草。空き地や道端などに生える雑草。(wiki)





和名の由来となっている「ハルシャ(波斯)」はペルシャのこと。別名はジャノメソウ(蛇目草)。(同上)





ロゼットで越冬し、高さ1m程度になる。全体無毛で葉は対生し、葉は2回羽状複葉で細く、コスモスに似ている。(岡山理大 植物雑学事典「ハルシャギク」)




舌状花は8個内外、上半部が黄色、中心部が紫褐色のものが多い。(松江の花図鑑)




筒状花は暗赤褐色で冠毛はなく、花床には鱗片がある。(同上)





花が咲き進むと花弁が下を向く。 (同上)





ルドベキア・カプチーノ - 安城市EB

2019-06-20 21:04:21 | みんなの花図鑑
町内子供会の花壇にて。

ルドベキア・カプチーノ(Rudbeckia 'Cappuccino') は キク科ルドベッキア属(オオハンゴンソウ属)。
ルドベキアの名前はスウェーデンの植物学者ルドベックに由来。またカプチーノは、中心部の色から。





盛り上がった褐色の花芯と黄色い花が印象的。





北アメリカ原産のルドベキア・ヒルタ(Rudbeckia hirta)を改良した園芸種で、観賞用に栽培される1年草。




花は基部が赤褐色で外側が黄色。




サンゴジュ - へきなんたんトピア

2019-06-20 17:27:26 | みんなの花図鑑

ネズミモチの花に似ているから、モクセイ科かと思ったが、実際は サンゴジュは レンプクソウ科(←スイカズラ科 )ガマズミ属だった。
ネズミモチの花よりいくぶん大きいので、花の構造が分かりやすい。





これだけ、虫がいない花の画像 (他はすべて 虫つき画像)。
ラッパ型(筒型)の花弁から 外に 雄しべが伸びているところも ネズミモチや イボタノキの花に似ている。ネズミモチはおしべが2本しかないが、サンゴジュのおしべは 5本ある。





花冠は5裂し、やがて反り返る。





日本と東南アジア原産で、日本では 関東以南に自生する。






葉や枝に水分が多いことから防火樹とされる。




そういえば、秋に赤くなる果実も、ガマズミに似ている。


モクゲンジ - 6月18日

2019-06-20 09:43:25 | みんなの花図鑑

安城総合運動公園のモクゲンジです。ひとつの花は直径1cmくらいでとても小さいです。
葉はセンダンの葉に少し似ています。




画面中央の 花弁の基部が赤い花が雄花です。赤い部分は付属体と呼ばれてます。
その右横が 若い雄花で、付属体は盛り上がっているけど まだ黄色で、赤くなってません。




雄花のアップです。おしべは8本あるといいます。非常に毛が多いです。





雄花は役目を終えると 地面に落下します。これは 下に落ちていた 雄花です。





最後は 雌花です。といっても めしべはまだ顔を見せていません。褐色のドーナッツ状のものは 実は おしべの名残りなのです。
もう少したつと、ドーナツの輪の中から めしべが出てきます。雌花のおしべも このとき めしべの伸長に吊られるかのように少し伸びますが、花粉を放出するまで成長することなく 落下していきます。雌花のおしべは もはや飾りなのです。




モミジバスズカケノキ(プラタナス)- 柳川瀬公園(豊田)

2019-06-20 00:57:06 | みんなの花図鑑

モミジバスズカケノキ は いわゆる「プラタナス」として日本各地で街路樹・公園樹として広く植栽されている木です。





モミジバスズカケノキ は スズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種。





スズカケノキ  モミジバスズカケノキ  アメリカスズカケノキ の葉による区別は ここに 分かりやすい記事があります。





果実はそう果で、直前の スズカケノキ が、普通、3~5個が縦に連なってぶら下がるのに対し、モミジバスズカケノキ(プラタナス)は それより少ない普通、2~3個(稀に1個または4個)が縦に連なるか、枝分かれしてぶら下がる。





樹高は 3種の中で アメリカスズカケノキがいちばん高くなる(40m)ことがある。低いほうは スズカケノキであるが、それでも ふつう20m、高くなれば 35mに達するものもある。モミジバスズカケノキ(プラタナス)は両者の中間。