アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ニゲラ - 安城市YZ

2019-06-11 20:35:17 | みんなの花図鑑

雨のなかのお散歩、こんどは ゲジゲジの ニゲラ に会いました。





キンポウゲ科クロタネソウ(ニゲラ)属の一年草。
学名は Nigella damascena と言います~ 




みんなの花図鑑(ニゲラ(クロタネソウ))には かつてこういう説明がありました:
属名の Nigella はラテン語の「Niger(黒い)」からきている。
種小名の damascena は「(トルコの)ダマスカスの」という意味である。

これは1か所間違ってます。




現在では ちゃんと修正されてます:
属名の Nigella はラテン語の「Niger(黒い)」からきている。
種小名の damascena は「(シリアの)ダマスカスの」という意味である。

ダマスカスはシリアの首都です。




熟した果実の中には黒いゴマのような種が入っており、和名のクロタネソウ(黒種草)の由来になっています。
属名の Nigella も この黒い種に由来します。





ニンニク(訂正後) - 安城市EB

2019-06-11 09:45:50 | みんなの花図鑑
(この記事は 以前「アリウム・ギガンティウム」として投稿していたものの改訂版です)

雨のなかの散歩。傘をさしているので、ちょうど目の高さに 花があるものを狙う。





大きなネギ坊主。最初見たときは てっきり 「アリウム・ギガンチウム」だと思っていた。





ところが パソコンクラブで 83歳のお年寄りに この写真を見せたところ 「あ~、ニンニクの花かん?!」とおっしゃるのです。





で、「ニンニク 花」で画像検索して見ると、アリウム・ギガンチウムそっくりの見事な紫の花の画像がぞろぞろ出てきます。





怖くなって 教えて! goo にお尋ねしてみました。皆さん、いろいろな観点から考えて下さり、大勢は ニンニクっぽいということに傾いてきたのですが、実物を見ていないので、決定打が出ません。





それで、一聞は百見にしかず ?? とこれを作っておられる畑のオーナーの家に行ったのです。
お答えは 教えて!goo の補足コメント に書いた通り 「ニンニク」ということでした(以下、補足コメントのコピーです)

きょう、オーナーの方宅へ行って 「あれは何ですか?」と聞いてきました。
「あれは ニンニク です」ということでした。よくスーパーで 「ニンニクの芽」といって売ってる、にんにくが花をつけるために伸ばす「花茎」と呼ばれる部分、あれが花開くと こんな紫の花になるということでした。
「ウチでもよく切って仏壇に飾ったりしてるんだけど、やっぱりちょっと匂いますよ」
というお話でした。
お騒がせしました。これにて解決と致します。回答いただいた方、相談に乗っていただきありがとうございました m(_ _)m

「匂います」は「臭います」のほうがよかったかも ^^


〔追加〕

葉っぱが写してなかったので、畑のオーナー宅に 名前を聞きに行ったとき、コンデジで撮ってきました。