オヤブ〇〇〇 は ヤブ〇〇〇 と同じく、セリ科の植物です。
オヤブ〇〇〇 の果実が熟すころに、ヤブ〇〇〇が花を咲かせます。
こんなきれいな花を咲かせるのに、ヤブ〇〇〇 とか オヤブ〇〇〇 とか、ひどい名前を付けたものです。
別名を探したんですが、よく使われるのがなく。。。
オヤブジラミ・ヤブジラミ(雄藪虱・藪虱)もその名でひどく誤解を受けている植物と思う。共に藪や野道に生え、その実が衣類などにくっつくのをシラミにたとえた名である。いかにも汚らしさを連想させ近寄り難い。この花を愛でる人はまず少ないであろう・・ (野路に一輪「名は体を・・オヤブジラミとヤブジラミ」)
「この花の造形美は素晴らしい・・、僅か数ミリの小さな、とても小さな花なのに・・」(同上)
「花が開いていく様は素晴らしい。命名者はこの花をつぶさに見たのだろうか・・、「ノジノサクラソウ」とでも呼びたい・・」(同上)
果実は長さ4.5~6(6~8)㎜の長楕円形、白色の伏した短毛があり、先だけがカギ状に曲がった刺が紅紫色を帯び、熟すと黒色になる。(三河 野草)
ヤブジラミの学名は、Torilis japonica
オヤブジラミの学名は Torilis scabra