安城総合運動公園の6月22日のモクゲンジです。花が遠くて、よく分かりませんね (◞‸◟)
モクゲンジの葉は 互生で、ひとつひとつは 奇数羽状複葉です。
4日前(6月18日)の モクゲンジの花のようす
枝先に長さ15〜40cmの大形の円錐花序を直立し、黄金色の小さな花を多数つける。(松江の花図鑑「モクゲンジ」)
花は 雌雄同株で、「枝先に長さ15〜40cmの大形の円錐花序を直立し、黄金色の小さな花を多数つける。」(松江の花図鑑)
花は 雄しべが先行して熟します。今 赤い付属体と呼ばれる部分で花弁を反りかえらせ、長い雄しべを伸ばしているのが、雄花です。
雄花と違い、褐色のドーナッツ状のシベを付けているのが 雌花です。といっても「褐色のドーナッツ状のシベ」は 半分退化した おしべ です。雌花にとって肝心なのは めしべ ですが、この写真では まだ めしべは顔を出していません。
別の株の花です。
この写真の 雌花 は 褐色のドーナッツ状の雄しべ(半分退化した 雄しべ)のなかから、雌しべが顔を覗かせています。
中央に 黄色い付属体の雄花と 少しだけめしべが顔を覗かせた 雌花 が並んで写っています。
雄花のほうは 付属体が赤くなって 花粉を放出したあと 地面に落下します。
雌花のほうは 中心の子房がどんどん大きくなって 果実になります。